ニプロ、医療機関向けに幅広い薬液注入ができるシリンジポンプを販売

シリンジポンプ　ＳＰ−８０Ｂｓ発売のお知らせ


　ニプロ株式会社は、２０１１年６月中旬よりシリンジポンプＳＰ−８０Ｂｓを、全国の病院・開業医などの医療機関向けに販売を開始しました。
　シリンジポンプ　ＳＰ−８０Ｂｓは、幅広い薬液注入ができるよう機能を充実させたシリンジポンプで、さまざまな薬液注入に対応が可能です。
　シリンジポンプＳＰ−８０Ｂｓの特徴は以下の通りです。


●ガンマ量（投与量）（※）、体重、薬剤量、溶液量を入力すれば、時間当たりの注入量を自動計算して設定できますので麻酔科や集中治療室でも使いやすくなりました。（ガンマモード）
　（ガンマ量設定範囲：０．０１〜９９．９９μｇ／ｋｇ／ｍ、０．０１〜９９．９９ｍｇ／ｋｇ／ｈ）
●回数、時間、総量、速度を設定することにより、時間間隔とワンショット当たりの量を自動計算して間歇的に繰り返し注入を行うことができます。（パルスモード）
　（パルス注入速度範囲：１．０〜２０００．０ｍＬ／ｈ　ただし、使用するシリンジによって注入速度範囲は異なります。）
●通常のシリンジポンプとしても使用できます。
　（注入量設定範囲：０．１〜２０００．０ｍＬ／ｈ　ただし、使用するシリンジによって注入量設定範囲は異なります。）
●ダブルカラー液晶採用により、更に視認性が向上しました。
●閉塞検知設定の切り替えがパネルでできるようになりました。
●注入量やガンマ量設定入力値に制限を設ける事ができるようになりました。
●動作履歴記憶の表示内容が一目で確認できます。
※ガンマ量：μｇ／ｋｇ／ｍｉｎ　体重１Ｋｇ当りの１分間における薬剤の投与量


　ニプロでは今後とも、患者さまのＱＯＬ向上はもちろんのこと、より安全で、環境に配慮し、医療従事者の方々にも満足いただける製品の開発、提供に努めてまいります。


　＊製品画像は添付の関連資料を参照