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ニチレイ、東京電力・東北電力管外の工場への生産シフトなど節電策を実施
ニチレイグループ 節電策の実施について
ニチレイグループでは、経済産業省 電力需給対策本部が要請している「夏期の電力需給対策」に則り、東京電力・東北電力管内における節電策を検討しておりましたが、主な施策につき下記の通り実施することにいたしましたのでお知らせいたします。
記
1.ニチレイフーズ各生産工場における施策
加工食品を製造しているニチレイフーズの各工場ではこれまでにも高効率設備やLED照明・太陽光発電の導入などの省エネルギーに取り組んでまいりましたが、これらの活動継続に加えて、工場ごとに以下の活動を組み合わせて実施し、安全・安心な食品の安定的な供給を維持しながら、管内工場での平日の使用最大電力の15%削減を実施します。
・年間を通じた生産計画調整
・東京電力・東北電力管外の工場への生産シフト
・休日への生産シフト
・設備稼働調整
・自家発電による不足電力の確保
その他、技術開発センターにおいても以下の施策を実施
・冷凍保管庫および冷蔵保管庫の一部停止
・空調機器の一部停止
・照明の間引き
・デマンドコントローラーによるモニタリング
・節電の取り組みおよび使用状況のモニタリング強化
2.ニチレイロジグループ各物流センター(冷蔵倉庫)における施策
ニチレイロジグループの各冷蔵倉庫では、これまで昼間の電力使用を夜間(22:00〜8:00)へ移行し、最大電力の平準化に努めております。冷蔵倉庫は、食品流通のインフラ機能の中でも電力の使用時間帯を大きく変えられない設備として認定され、最大電力の使用制限が緩和される(削減率5%)こととなりました。ニチレイロジグループにおいては、お預かりしている荷物(農水畜産物・加工食品等)の品質を維持するという使命を果たしながら、使用最大電力の削減に可能な限り取り組んでまいります。
・更なる夜間電力の活用
・照明の照度調整、消灯の徹底、高効率蛍光灯やLED照明への交換
・エネルギー効率向上のための関連設備メンテナンスの実施
・ドッグシェルターや扉の開閉管理などによる外気進入の防止
・自家発電による不足電力の確保
3.オフィスにおける施策
ニチレイグループ各社の本社等、オフィスにおける節電策については、以下の施策を実行します。また全国的な電力不足に鑑み、東京電力・東北電力管外のグループ事務所でも状況に合わせ適用し、グループ横断的に節電に取り組んでまいります。
(1)状況に応じたワークスタイルの適用(実施期間:6月20日〜9月30日)
・サマータイムの実施(就業時間を原則1時間前倒し8:00〜16:30へ)
・夜間の全館閉店(原則18:00以降の残業を禁止)
・夏季連続休暇取得推進
・クールビズの拡張実施(5月〜10月)
(2)従来又は震災後より一部で実施している活動
・昼休みの消灯徹底
・照明の間引き、照度調整
・エレベータの間引き運転
・空調設定温度28℃の遵守徹底
・PCの省エネルギーモードの一律設定 など
※株式会社ニチレイ不動産事業部が管理する使用制限対象の賃貸ビル ニチレイ東銀座ビル、ニチレイ明石町ビル、ニチレイ水道橋ビル、ニチレイ水道橋ビルアネックスについては、ニチレイグループを含むテナント様にご協力いただきながら平日の使用最大電力の15%削減を実施します。
4.その他
従業員の家庭での節電を推進するため、社内イントラネットによる節電啓発活動や電力使用量15%削減を達成した従業員の家庭にニチレイフーズ製品などを提供するプログラムを実施します。