大日本印刷、１０か国語に対応し多様なサイズの写真が印刷できるデジタルフォトプリンターを販売

大日本印刷　デジタルフォトプリンター２機種を販売
１０ヶ国語に対応し、多様なサイズの高速プリントを提供

　※製品画像は添付の関連資料を参照


　大日本印刷株式会社（本社：東京　社長：北島義俊　以下：ＤＮＰ）は、写真専門店だけでなく、アミューズメント施設やイベント会場など多様な場所で、簡単に写真プリントが楽しめるデジタルフォトプリンター『Ｓｎａｐ　Ｌａｂ（スナップ　ラボ）』２機種（品番：ＤＳ−ＳＬ１０、ＤＳ−ＳＬ２０）を開発しました。ＤＮＰとＤＮＰのグループ会社で写真関連製品を販売する株式会社ＤＮＰフォトルシオ、ＤＮＰ　Ｐｈｏｔｏ　Ｉｍａｇｉｎｇ　Ａｍｅｒｉｃａ　Ｃｏｒｐ．、ＤＮＰ　Ｐｈｏｔｏ　Ｉｍａｇｉｎｇ　Ｅｕｒｏｐｅ　ＳＡＳが、本年１０月に販売を開始します。


【背　景】
　近年、デジタルカメラだけでなく、カメラ付き携帯電話やスマートフォンなど多様な機器を利用して手軽に写真を撮影する機会が増えていることから、写真専門店のほか、さまざまなロケーションで写真をプリントできるデジタルフォトプリンターが求められています。

　ＤＮＰは、デジタルカメラなどで撮影したデジタル画像をプリントする、昇華型プリント材料を生産するとともに、ＦＯＴＯＬＵＳＩＯ（フォトルシオ）ブランドのもと、デジタルフォトプリント事業として関連する機器やサービスなどを国内外で提供しています。また、本年４月１日に、ソニー株式会社（以下：ソニー）より、業務用デジタルフォトプリンター事業の譲渡を受け、グローバルな事業展開を強化しました。今回開発した『Ｓｎａｐ　Ｌａｂ』２機種は、よりコンパクトで手軽かつ高速でプリント出来る機能を有しており、ソニーが提供していたデジタルフォトプリンターの後継機種として、北米や欧州、日本などの写真プリント市場に向けて販売を開始します。


【Ｓｎａｐ　Ｌａｂ　ＤＳ−ＳＬ１０、ＤＳ−ＳＬ２０の特長】
●コンパクトで簡単操作
　設置場所を選ばないコンパクトサイズでありながら、プリントの受付から出力までを１台で行うことができ、パソコンも不要なオールインワンの多機能なデジタルフォトプリンターです。タッチパネルの簡単操作で、誰でも手軽に写真プリントできます。

●多様なプリントサイズに対応
　写真専門店だけでなく、イベント会場など多様な利用シーンに合わせて豊富なプリントサイズから選択することができます。

●１０カ国語に対応し、６言語の操作画面表示設定が可能
　日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、トルコ語、ギリシャ語、中国語（簡体字）、韓国語の１０カ国語に対応しています。プリントの受付を行う液晶画面には、１０カ国語の中から最大６カ国語の選択表示が可能です。

●高品質な高速プリントを実現
　１枚約８秒の高画質、高速プリントを実現（ＤＳ−ＳＬ２０でＬ版、光沢仕上げの場合）。顔認識技術により、自動的に顔の色調を自然の肌色に修正する画像補正機能を搭載しています。

●マット仕上げやウォーターマークなど付加価値プリントのバリエーションが充実
　分割プリントやフレームプリントなどの付加価値プリントに加えて、プリントの表面を光沢仕上げとマット仕上げの２種から選択ができます。また、１枚のプリントに光沢仕上げとマット仕上げを組み合わせて、写真の表面に透明なデザインやロゴ、文字などを表現するウォーターマーク（透かしラミネート）を施す事が可能です。このウォーターマークを使用して、デジタルカメラなどで撮影した際の画像ナンバーやオーダー番号を写真に印字することができます。


【Ｓｎａｐ　Ｌａｂ　ＤＳ−ＳＬ１０、ＤＳ−ＳＬ２０の仕様】

　※添付の関連資料を参照


【価格と今後の展開】
　価格はオープン価格です。ＤＮＰは、写真専門店、アミューズメント施設、イベント会場、大手家電量販店、スーパー、ＧＭＳなど、さまざまな場所での導入を促進し、今後３年間でＳｎａｐ　Ｌａｂシリーズ２万台の設置を見込んでいます。