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アクセルマーク、10月1日付けでエフルートを吸収合併
アクセルマーク株式会社とエフルート株式会社の合併契約締結に関するお知らせ
アクセルマーク株式会社(東証マザーズ3624、以下、「当社」といいます。)とエフルート株式会社(非上場、以下、「エフルート」といいます。)は、本日開催の取締役会決議に基づき、下記の通り合併することとし、合併契約を締結しましたので、お知らせいたします。
記
1.本合併の背景及び目的
モバイルコンテンツ市場を取り巻く環境は、従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)向けコンテンツ市場が成熟化する一方、スマートフォンやタブレット端末におけるコンテンツ市場が今後大きく成長するものと見込まれております。また、ソーシャルアプリ市場については、ゲームを中心に引き続き市場が拡大しております。国内大手SNSの会員数はいずれも2,000万人を突破しており、ソーシャルゲームを中心に引き続き市場は拡大するものと予想されております。
当社は、多くの権利元企業からの権利許諾ノウハウを活かして、携帯電話向けに「音楽」「書籍」「動画」などのコンテンツ配信事業を展開しており、現在、150サイト以上のキャリア公式サイトを運営しております。平成23年9月期は、スマートフォン向けアプリ開発・提供に注力しており、電子書籍、ゲーム、占いなどを提供しております。また、電子書籍に関しては、昨年7月のサービス開始以降、AppStoreにおいて累計20万ダウンロードを突破しております。
エフルートは、モバイル検索サービス「froute.jp」を展開する検索ポータル事業、モバイルメディアにフォーカスを当てた最適化広告配信サービス「focas」を提供するメディアシンジケーション事業、モバイル向けに「音楽」「電子書籍」など10ジャンル110サイト以上の公式サイトを展開するコンテンツ事業を展開しております。また、同社100%子会社エフルートレックス株式会社がモバイル向けソーシャルアプリの企画・開発を行うソーシャルアプリ事業、さらに、同社100%子会社エフルート・モバイル・テクノロジー株式会社が国内で培った事業・ノウハウを海外向けに展開する海外事業を行っております。現在は、市場拡大が期待できるソーシャルアプリ事業及び海外事業に注力しております。
当社とエフルートとの間においては、当社からエフルートへの広告出稿に関する継続的な取引がありましたが、それ以上の事業上の接点はこれまでございませんでした。しかしながら、従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)向けコンテンツ市場の成長が鈍化する一方、スマートフォン等新たなデバイスの普及拡大、ソーシャルアプリや電子書籍等の新たな市場が拡大しつつあることを背景に、両社は、当社が有する「コンテンツの開発及び権利許諾ノウハウ」と、エフルートが有する「マーケティング力、及び検索や広告ネットワークなどの情報流通チャネル」を組み合わせることによって、コンテンツ集客力向上や収益力向上などの新たなシナジーを創出できるのではないかという観点から、昨年後半より協議を開始いたしました。
そして、協議を重ねる中で、シナジー効果を確実に生み出し、かつ、事業運営及び経営効率の向上を果たすためには、合併が最善の策であるという結論に至り、この度の合併契約の締結となりました。
今回、両社が合併することにより、経営効率の向上を果たすとともに、前述の通り記載したシナジー効果を生み出すことで業容拡大と企業競争力の強化を図ります。これにより、モバイルデバイス全般に向けた豊富なコンテンツ及びサービスを、広く遍くユーザーに素早く提供できる「総合コンテンツサービス企業」となり、企業価値を飛躍的に拡大させることを目指してまいります。
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照