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日揮、AGCのインドネシア子会社からインドネシア電解設備の増設工事を受注
インドネシア電解設備の増設工事を受注
日揮株式会社(代表取締役会長兼CEO 竹内敬介、横浜本社 横浜市西区みなとみらい2−3−1)の子会社である日揮プラントソリューション株式会社、ならびにJGCインドネシアは、AGC(旭硝子株式会社)のインドネシア子会社から、同国における電解設備の能力増強工事を共同受注しましたのでお知らせします。プロジェクトの詳細は以下の通りです。
1.顧客名:
アサヒマス・ケミカル株式会社
PT.Asahimas Chemical
出資比率:AGC 52.5%
三菱商事 11.5%
現地パートナー
(Rodamas 18%、Ableman Finance 18%)
2.受注者名:
日揮プラントソリューション株式会社(日揮100%出資の国内子会社)とJGCインドネシア(PT.JGC INDONESIA:日揮グループ100%出資の現地法人)による共同受注
日揮プラントソリューションがインドネシア国外からの資機材調達を、JGCインドネシアは設計、現地国からの資機材調達および建設工事をそれぞれ受注
3.建設地:
インドネシア共和国バンテン州チレゴン
(Cilegon,Banten,Indonesia)
4.契約内容:
電解設備の能力増強(増強後の苛性ソーダ生産量 約50万トン/年)に関する設計、資機材調達、建設工事(EPC)契約
5.契約形式:ランプサム一括契約
6.商業運転開始:2013年第1四半期
7.プロジェクトの概要:
本プロジェクトは、AGCのインドネシア子会社アサヒマス・ケミカル向けに電解設備を建設するものです。好調な経済発展が続くインドネシアではレーヨン、石鹸・洗剤や基礎工業薬品などに幅広く使用される苛性ソーダの需要が増加しています。本設備の増強は同国およびアジア地域の旺盛な市場ニーズに応えるものです。
日揮プラントソリューションは、国内外のEPCビジネスを中心に手掛ける日揮のグループ会社です。JGCインドネシアは、日揮が受注した多くのインドネシア案件への参画経験を持つとともに、同国内の案件を独自に遂行する海外子会社です。本件の遂行は、日揮プラントソリューションがインドネシア国外からの資機材調達を担当し、JGCインドネシアは設計、現地国からの資機材調達および建設工事を担当します。
日揮グループは2011年度から5年間の中期経営計画「New Horizon 2015」をスタートさせ、国内および海外子会社の相互連携によるEPCビジネス強化・拡大策を推進中です。経済成長が続く新興国では、今後も産業の高度化に伴う設備投資需要の増加が見込まれます。日揮グループは今まで培った技術力とマネジメント力に加え、海外各地の現地事情に精通した各国子会社の機動力を組み合わせ、国内企業の海外投資案件をはじめ顧客の設備投資を多面的にサポートするサービスを提供して参ります。