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ノザワ、押出成型セメント板太陽電池一体型外壁システム「アスロックソーラーウォール」を全国発売
日本初!太陽光発電と外装パネル・デザインの融合
押出成型セメント板太陽電池一体型外壁システム
「アスロックソーラーウォール」全国発売
株式会社ノザワ(本社:神戸市中央区浪花町15番地)は、押出成形セメント板「アスロック」にフィルム型アモルファス太陽電池「FWAVE」(富士電機株式会社製)を組み込んだ、太陽電池一体型外壁システム「アスロックソーラーウォール」を習志野化工株式会社(本社:千葉県八千代市大和田新田738)と共同で開発。昨年10月から採用物件の施工検証と平行して、商品モニタリングを含めてPR活動を実施して来ました。この度、工事の完了と関係各所からの高評価を受け、本製品の全国発売を改めて発表させていただきます。
アスロックソーラーウォールは、広く外装に採用実績があり、仕上げやデザインが豊富なアスロックに、薄型軽量で落下などの危険性が少ないFWAVEを組み込む事で、太陽電池の外装採用を容易にします。一般外装パネルと組み合わせて壁面に使用する事で、太陽光発電と外装デザインの融合を図れます。
既存の外壁一体型太陽電池は、金属パネルに接着加工された仕上げ材が殆どで、別に主要構造としての外壁パネル(ALC等)が必要となるのに対し、アスロックソーラーウォ−ルは、必要ありません。又、将来的な太陽電池モジュールの取り替えや配線のメンテナンスに対しては、全て外部から施工可能な専用の配線ボックスを採用しています。
外装への太陽電池の採用は、垂直面となる為、発電量が低下するものの、屋根と併用して設置する事で、施設の使用者や周辺住民に広く太陽光発電の設置をアピールできます。補助金制度の整備や余剰電力の買い取り制度により、今後急速に普及する可能性を持った市場と考えています。
当社は、1970年より押出成形セメント板「アスロック」を製造・販売し、外壁・間仕切壁として中高層ビル建築を中心に官公庁建築物、商業建築物、工場施設などに採用実績を伸ばし、厚物押出成形セメント板業界のトップシェアを堅持しています。太陽電池一体型外壁システムをはじめ、外壁一体型ビルトイン壁面緑化や外装ルーバーなど環境負荷低減に貢献できる商品を開発・販売しています。
<特長>
(1)太陽電池とデザインの融合
外装用のアスロックと組み合わせて使用する事で、個性のある壁面デザインが可能です。
又、専用ルーバーパネルへの太陽電池加工も可能で、ルーバーによる壁面デザインと太陽電池の融合も図れます。
(2)太陽電池取付けの為の下地や架台は不要です
アスロック専用パネル、総厚80mm×幅590mm、両端部スリット加工品に直接太陽電池モジュールの取付けを行う為、汎用的な太陽電池の設置に必要な下地材や架台が必要ありません。(※一体加工特許及び意匠登録申請中)
(3)太陽電池モジュールの取替えが可能です
パネルと太陽電池モジュールの固定部を外し、シーリング材等を除去すれば容易にモジュールの取替えが可能です。
(4)メンテナンスが容易(専用配線ボックスの採用)
モジュール間の配線工事やメンテナンスが外部から可能な専用の配線ボックスを採用しており、外壁としての意匠性や水密性能も考慮した形状や仕上げ(アルミ電着塗装)となっています。(システム特許申請中)
<システム概要>
※ 関連資料参照
<参考材工価格>
アスロックソーラーウォール厚80×590(太陽電池サイズ1×460×3,463) 163,000円/m2
※電気工事は別途です。
<販売計画>
平成23年7月 全国発売
平成24年度 1,100パネル(100KW)
平成25年度 2,200パネル(200KW)
<会社概要>
株式会社ノザワ (大証2部上場)
本社:兵庫県神戸市中央区浪花町15番地
資本金:24億4900万円
代表取締役:野澤 俊也
事業概要:押出成形セメント板「アスロック」他
不燃建材の製造・加工・販売
※ 参考資料は、関連資料参照