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大日本印刷、明るさを下げても美しい映像を表示デジタルサイネージ用色調補正器を発売

2011-06-08

デジタルサイネージのディスプレーの明るさを下げても美しい映像を表示
省エネ対応の色調補正器『FANAT COLOR(TM)』を発売



 <色調補正器『FANAT COLOR(TM)』>

  *添付の関連資料を参照


 大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、ディスプレーの明るさ(輝度)を下げて消費電力を抑えても、色のくすみを補正してきれいに見えるデジタルサイネージ用ディスプレー色調補正器『FANAT COLOR(TM)(ファナットカラー)』を開発し、6月27日に販売を開始します。


【背景】
 電力の供給不足に対応して、各企業や団体はさまざまな節電対策を実行しており、企業広告や多様な情報を配信するデジタルサイネージにおいても同様の対応が求められています。一般的に、ディスプレーの輝度を下げれば消費電力を抑えられますが、全体的に画面が暗く、くすんで見えるようになります。デジタルサイネージは、企業の広告や販促情報だけでなく、災害時の緊急情報や従業員向けの指示などを迅速に伝えるメディアとしても注目が高まっており、効果的な節電の工夫が求められています。今回、こうしたニーズに対応すべく、DNPは、輝度を下げてもきれいな映像表現ができる省エネ対応の「FANAT COLOR」を開発しました。


【「FANAT COLOR」について】
 DNPは2010年に、印刷物を本物の色に近づけるカラーマッチングの技術を応用して、デジタルサイネージのディスプレーの色調を統一し、本物に近い色の再現を可能にするシステム「色調整ボックス」を開発しました。今回開発した「FANAT COLOR」は、この「色調整ボックス」に輝度を下げた際に色のコントラストを強調し、色のくすみを補正する機能を付与しました。これによって、輝度(電力)を下げても、きれいな色調を表現することができます。デジタルサイネージの消費電力と輝度の関係はメーカーや機種によって異なりますが、最大輝度で表示時に230Wの電力を消費するタイプのデジタルサイネージの場合、輝度を約70%下げて表示したところ、電力を約100Wに削減することができ、色調の改善効果が確認できました。(*)

 (*)DNPによる調査で、周囲の明るさは変わらない場合の改善結果です。


 ※参考画像は添付の関連資料を参照


【主な仕様と価格】
 寸法:幅138mm×奥行65mm×高さ24mm(本体のみ、突起物を除く)
 電源:100V ACアダプタ仕様(消費電力 約2W)
 映像入出力:DVI(対応解像度 1,920×1,080ピクセルまで)
 価格:50,000円(税抜き、現地での調整や保守・サポート費用は別途)


【今後について】
 DNPは、デジタルサイネージを利用する企業や団体に向けて販促し、2015年度までに「FANAT COLOR」を3,000台導入すると共に、コンテンツ制作や編集などで5億円の売上を目指します。

 なお、DNPは、この「FANAT COLOR」を6月8日(水)から10日(金)の3日間、幕張メッセ千葉県)で開催される「デジタルサイネージジャパン2011」に出展します。



※プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。


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