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豊田通商など、インドネシアの飲料市場に参入
ホッカンホールディングスと豊田通商、インドネシアの飲料市場に参入
〜ペットボトル製造・飲料OEM充填の合弁会社を設立〜
ホッカンホールディングス株式会社(社長:工藤常史、以下:ホッカンHD)と豊田通商株式会社(社長:清水順三、以下:豊田通商)は、インドネシアにおける飲料市場に参入し、清涼飲料用ペットボトル製造・受託充填の合弁会社「PT. HOKKAN INDONESIA、以下:新会社」を設立いたします。
近年、インドネシアでは、経済成長や人口増加に伴う消費拡大が顕著となっています。中間層の拡大と都市化の進展とともに消費者ニーズも多様化し、飲料市場も著しい成長が見られます。
このような中、両社は、今後拡大が見込まれるペットボトル清涼飲料市場の開拓を目指し、新会社を設立することといたしました。
新会社では、ペットボトル製造設備から無菌方式の充填設備までを備え、製造能力は、年間500万ケース(1億2千万本)となります。無菌方式により、高品質で軽量な製品の製造が可能となります。
ホッカンHDは、これまで、成長著しい東南アジアの清涼飲料市場において、マレーシア、ベトナムでの受託充填会社設立により、グループとしての海外事業を進めてまいりました。新会社では、ホッカンHDのグループ戦略のひとつである、清涼飲料市場におけるペットボトル製造から充填までの一括受注・製造を行う事業を、子会社である北海製罐株式会社と株式会社日本キャンパックが展開いたします。日本有数の総合容器会社である北海製罐の高度な容器製造能力と、日本最大手の受託充填会社である日本キャンパックの品質保証体制と新商品開発力にて、現地・欧米・日系の食品・飲料メーカー向けの製品を、受託製造いたします。
豊田通商は、非自動車分野事業に注力する中、食料分野においてさまざまな事業を展開しています。また、インドネシアでの豊富な事業経験で培ったノウハウやネットワークを生かし、新会社では、原材料・資材の調達、マーケティング、経営サポートを担当いたします。
≪新会社概要≫
会社名:PT. HOKKAN INDONESIA
(ピーティ ホッカン インドネシア)
所在地:インドネシア共和国 西ジャワ州 ボゴール県
※ジャカルタ中心地より南へ約50キロ
設立時期:2011年9月(予定)
操業開始時期:2012年5月(予定)
資本金:約42億円相当のインドネシアルピー
出資比率:ホッカンHDグループ 70%
豊田通商グループ 30%
事業内容:清涼飲料用容器製造および受託充填事業
=参考資料=
≪ホッカンHD 会社概要≫
会社名:ホッカンホールディングス株式会社
本社所在地:東京都千代田区丸の内2−2−2
設立:1921年10月23日
資本金:110億86百万円
代表者:代表取締役社長 工藤 常史
事業内容:容器製造、充填事業、機械製作事業
従業員:連結1,391人(2011年3月末)
≪豊田通商 会社概要≫
会社名:豊田通商株式会社
本社所在地:愛知県名古屋市中村区名駅4−9−8
設立:1948年7月1日
資本金:649億36百万円
代表者:取締役社長 清水 順三
事業内容:各種物品の国内取引、輸出入取引、外国間取引、各種保険代理業務等
従業員:単体3,420人(2011年3月末)
≪事業チャート図≫
※添付の関連資料を参照