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矢野経済研究所、家庭用エネルギー機器市場に関する調査結果を発表

2011-06-06

家庭用エネルギー機器市場に関する調査結果 2011
〜景気回復に伴い市場も回復傾向にあったものの、震災の影響により再び減少に〜



<調査要綱>
 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて家庭用エネルギー機器市場の調査を実施した。

 1.調査期間:2011年2月〜5月
 2.調査対象:厨房・給湯・暖房機器メーカー、全国の電力・ガス事業者等
 3.調査方法:当社専門研究員による面接取材および電話ヒアリング、ならびに文献調査併用


<調査結果サマリー>
 ◆2010年度のオール電化採用実績は3年ぶりの増加となったが、2011年度は再び減少に転じる見込み
  2010年度のオール電化採用実績は前年度比2.4%増の55万5,000戸で、景気の回復および新築住宅着工戸数の回復により、3年ぶりに増加に転じた。しかしながら2011年度には、東日本大震災に伴う電力不足への懸念等を背景に、再び減少に転じるものと推測され、採用実績は前年度比17.3%減の45万9,000戸になると予測する。

 ◆2010年度IHクッキングヒーターの新築住宅市場に占めるシェアは50%を超過
  2010年度のIHクッキングヒーターの市場規模(メーカー出荷ベース)は、前年度比7.5%増の82万台であった。炎を使用しない安全性と、フラットな天板の清掃の手軽さに対する一般ユーザーからの評価は依然高く、オール電化住宅以外に採用されることも少なくない。その結果、2010年度の新築住宅市場に占めるシェア(※)(採用率)は50%を上回った。
  ※新築住宅における採用率は国土交通省「建築着工統計」をもとに算出

 ◆2010年潜熱回収型ガス給湯器「エコジョーズ」は前年比21.1%増の48万3,000台に
  熱効率を約95%にまで高めた潜熱回収型ガス給湯器「エコジョーズ」の2010年の市場規模(メーカー出荷ベース)は、前年比21.1%増の48万3,000台となった。2013年3月までに全てのガス給湯器を「エコジョーズ」に切り替える『エコジョーズ化宣言 2013』が業界団体から表明される等、業界をあげてその普及推進に取り組んでおり、市場規模は2ケタ増ペースで拡大している。2011年には、震災の影響に伴い、オール電化および「エコキュート」等の電気式給湯器、ガス給湯器全体の減少が見込まれるなか、前年比20.1%増の58万台と順調に増加すると予測する。


<資料発刊>
 資料名:「2011年版 家庭用厨房・給湯・暖房機器市場の最新動向と中期展望」
 http://www.yano.co.jp/market_reports/C53201900

 ※YRIマーケットNow!に掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。



*以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照


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