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ソフォス、統合暗号化ソリューション「SafeGuard Enterprise 5.60」を発表
ソフォス、Opal仕様 HDD向けに統合管理や保護機能を強化した、統合暗号化
ソリューション「SafeGuard Enterprise 5.60」を発表
〜 Opal仕様への対応を追加し、企業環境における暗号化ソリューションの
統合管理を実現 〜
法人向けセキュリティ・アンド・データプロテクション大手のソフォス(本社:英国アビンドン、日本法人:神奈川県横浜市・代表取締役:堀 昭一)は、暗号化によるデータセキュリティ製品の最新版「Sophos SafeGuard Enterprise 5.60」を発表します。Sophos SafeGuard Enterprise 5.60は、導入に際してのオプションを豊富に用意しており、企業の求める長期的なデータ保護プランや様々なニーズに最も広範囲かつ柔軟に対応できるデータ・プロテクション・ソリューションです。最新版では、新たにOpalサポートを追加し、企業環境での暗号化機器の管理機能を今まで以上に拡張しています。さらに、暗号化のパフォーマンス向上と保護機能を強化することで、今まで以上に包括的なセキュリティ・データ保護機能を提供します。
■TCGのOpalサポートによる暗号化管理
TCG(Trusted Computing Group) は、コンピュータの信頼性と安全性を向上させるための標準技術を策定する業界団体で、ストレージ暗号化向けに新たに策定された規格がOpalです。Opalはハードディスクベンダーが暗号化機能を搭載したディスクを開発する際の新たな規格で、企業内に混在する様々なプラットフォームの一元管理と、暗号化の強化により企業のデータ保護をこれまで以上に堅牢なものにします。Opal仕様のドライブに対応する Sophos SafeGuard Enterprise 5.60では、ポリシー設定、管理、レポート、暗号化証明書、鍵の復旧メカニズムを含むユーザーと鍵の管理機能を提供します。暗号化機能を搭載したOpal対応ドライブをシームレスにサポートすることで、ソフォスやPC OEMパートナーだけでなくエンドユーザーも、ハードウェア暗号化ソリューションを効率的かつ容易に実装・統合できるようになります。また、柔軟な暗号化管理により、紛失や盗難にあったノートPCやハードドライブ内のデータは完全に保護され、第三者による不正利用を完全に阻止できます。
■パフォーマンスが最大30%改善
暗号化アルゴリズムを最適化することで、SSDドライブ環境で、最大30%のスループット改善を実現しました。また、マルチプロセッサでの並列処理による暗号化のパフォーマンス改善などが追加されました。Sophos SafeGuard Enterprise 5.60は、業界最先端の多層構造のエンドポイント・ データ セキュリティ暗号化およびデータ流出防止(DLP)機能を誇るソリューションです。
この製品はポリシーの集中管理と、クライアントマシン、モバイルPC、リムーバブルメディアのセキュリティ管理を必要とするユーザーに最適な製品です。
SafeGuard Enterpriseのエンジンは、最新の規格とプラットフォームに準拠しているので、長期間にわたってユーザーのインフラ投資を無駄にしません。
■保護機能の強化
− ホワイトリスト機能追加:特定のリムーバブルメディアをホワイトリストへ登録する機能が追加されました。ホワイトリスト機能により、組織で管理しなければならないリムーバブルメディア等の管理効率が向上します。
− 管理者向け起動前認証(POA)アカウント作成機能:フルディスク暗号化での、管理者向け起動前認証アカウントを作成できるようになりました。この機能により、起動前認証時のトラブルシューティング作業がよりスムーズに行えます。
− ポート保護機能の一時解除オプション: 新しい復旧機能の1つとして、ポート保護機能を一時解除できるオプションが追加されました。一時解除を行うには、管理者への承認が必要となり、チャレンジ・アンド・レスポンスの手順で、一時解除することが可能です。
− ローカルセルフヘルプ機能の拡張:ローカルセルフヘルプ機能で自己復旧の際必要となる、事前設定の質問項目数や回答数などの設定数を、柔軟に変更することができます。
■「Sophos SafeGuard Enterprise 5.60」に含まれるモジュール(機能)
・Sophos SafeGuard Device Encryption
(内蔵/外付けハードディスクとリムーバブルメディア暗号化)
・Sophos SafeGuard Data Exchange
(USBメモリなどリムーバブルメディア、電子メール添付ファイル暗号化)
・Sophos SafeGuard Configuration Protection
(情報漏えい、外部からの攻撃に対するポート/デバイス管理)
・Sophos SafeGuard Management Center
(集中管理用プラットフォーム)
■「Sophos SafeGuard Enterprise 5.60」の価格
「Sophos SafeGuard Enterprise 5.60」は、個別モジュールごとのパーペチュアルライセンス(永年ライセンス)での販売となります。また、価格は導入するコンピュータの台数により異なります。
《参考価格》
100〜199台を対象に上記4モジュール全てを導入する場合、1台あたり17,360円(税別)
「Sophos SafeGuard Enterprise」 に関する詳細は下記URLを参照ください。
http://www.sophos.co.jp/products/enterprise/encryption/safeguard-enterprise/
※ソフォスの社名、ロゴ、製品名はSophos Ltd.の登録商標です。
※本文中に記載された会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
<ソフォスについて>
ソフォス(本社:英国アビンドン、最高経営責任者:スティーブ・マンフォード)は法人向けITのセキュリティ・アンド・データプロテクションソリューションにおける世界的なリーディングカンパニーです。本社を英国アビンドンおよび米国ボストンに構え、ウイルス・スパム・スパイウェア・業務上不要なアプリケーション・不正侵入の阻止、ネットワークアクセス管理、セキュリティポリシー管理、データ保護のソリューションを提供しています。
ソフォスのソリューションは政府・教育機関・製造・流通・金融その他あらゆる業種に提供されています。そのテクノロジーは世界150ヵ国以上1億ユーザー以上のお客様に採用されています。
ソフォス株式会社は2000年7月に設立され、日本国内での販売、サポート、サービスの提供を行っています。そのソリューションは国内でもすでに3,500社以上で導入されています。詳細はソフォスのサイトをご参照ください。
http://www.sophos.co.jp