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三菱化学、中国と米国でオレフィン系熱可塑性エラストマーと接着性樹脂の製造設備を増強

2011-06-02

中国・米国における機能性樹脂事業の増強


 三菱化学株式会社(本社:東京都港区、社長:小林 喜光)は、機能性樹脂事業のグローバル展開の更なる加速に向け、中国及び米国において下記の通りオレフィン系熱可塑性エラストマー(*)及び接着性樹脂の製造設備の増強を行います。

 (*)ゴム弾性を有し、かつ汎用プラスチックと同じ成形機で容易に成形できるオレフィン系樹脂材料オレフィン系熱可塑性エラストマーは、主にエアバッグカバーなどの自動車部材の原材料として使用され、接着性樹脂は、主に食品包装材の原材料として使用されるほか、自動車部材の原材料としても使用されておりますが、いずれも北米・中国における需要が拡大しております。

 当社は、これらの需要増に対応すべく当該樹脂製造設備を増強いたします。投資額は、約7億円です。

 これにより、日本、欧州、北米に中国を加えた4極において、オレフィン系熱可塑性エラストマー及び接着性樹脂の製造・販売体制を確立することができます。

 機能性樹脂事業は、三菱ケミカルホールディングスの中期経営計画において成長事業と位置づけられており、今後特に成長する自動車、医療分野では、日・欧・米に加え、新興国においても事業拡大を図ってまいります。また、電線、食品等他分野においても、グローバルに拡大を図ってまいります。





(1)中国

 内容:オレフィン系熱可塑性エラストマー及び接着性樹脂製造設備の能増

 生産能力 :4,500t/y (参考:現在 0t/y , 増強後 4,500t/y)

 場所:愛普科精細化工(蘇州)有限公司(日本語社名:アプコ精細化工(蘇州)有限公司)
      (所在地:中華人民共和国蘇州新区華山路148号、社長:佐々木 眞)

 完工時期:2012年5月


(2)米国

 内容 :オレフィン系熱可塑性エラストマー及び接着性樹脂製造設備の能増

 生産能力 :11,000t/y (参考:現在 9,200t/y , 増強後 11,000t/y)

 場所:Mitsubishi Chemical Performance Polymers,Inc 内
      (所在地:2001 Hood Road, Greer, SC 29650, U.S.A.、社長:Mike Gragtmans )

 完工時期:2011年11月


以上

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