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アイネット、データ連携・統合サービス「VAiOS Data Cloudサービス」を提供

2010-10-26

『VAiOS Data Cloudサービス』(データ連携・統合サービス)の提供開始


 株式会社アイネット(本社:横浜市、代表取締役社長:梶本繁昌、以下、アイネット)は、2009年6月に稼働を開始した、国内最高クラスの安全性と最新のテクノロジーを備える次世代型データセンター(第2データセンター)のVAiOS(仮想化オール・イン・ワン サービス)上に、データ・オンデマンド ソフトウェア株式会社(代表取締役社長:北條丈巳、以下、データ・オンデマンド)の「Pervasive Data Integrator」を活用した、クラウドコンピューティングとクラウドコンピューティングのデータ連携・統合、さらにはオンプレミスシステム(*)とクラウドコンピューティングの連携・統合を実現する『VAiOS Data Cloudサービス』を2010年10月25日より提供開始いたします。

*オンプレミスシステム(On−premise system)
 企業の業務システムなどで、自社で用意した設備でソフトウェアなどを導入・利用すること(自社運用)。


【サービス提供の背景】
 企業は、一昨年の金融危機以降、設備・雇用・IT投資などあらゆるコスト削減、ビジネスモデルの変換を迫られてきました。ビジネスモデルの変化に併せてITの活用も、ツールとしてのITを「所有」から「利用」へと見直す、クラウドコンピューティングが注目されています。
 クラウドコンピューティングは、インターネットなどのインフラ整備が進み、高速・大容量通信が可能となったことを背景に、IT投資、運用コスト削減といった面からも、SaaS、PaaSやプライベートクラウドなどの導入が本格化しています。
 しかし、企業情報システムの全てをクラウド化するには、クラウドの技術面だけではなく、BCP(事業継続計画)、情報セキュリティ、コンプライアンスなどの面を考慮する必要があります。企業の基幹系システムなどは、外部のクラウド環境は使わずにオンプレミスシステムとして自社運用を継続し、その他の周辺システムをクラウドで運用するといった『ハイブリッドクラウド』を選択する企業が増えています。
 こうした中で、常に変化するビジネス環境で競合他社より先を行くためには、複数のプラットフォームに分散した、多種多様な形式、種類のデータをリアルタイムに収集・統合し意思決定を行う必要があります。クラウドサービスプロバイダーには、高信頼の仮想化されたクラウド基盤、ネットワーク、アプリケーションに加え、あらゆるデータを連携・統合するサービスを提供することが重要であると考えます。


【サービスの内容】
 データ連携・統合サービスは、アイネットの次世代型データセンターとデータ・オンデマンドの「Pervasive Data Integrator」を活用し、SAP、Microsoft Dynamicsといったオンプレミスの既存システムや2008年より販売提携し国内におけるNo.1リセラーとして提供しているNetSuiteはもちろんのこと、SalesforceといったSaaS型アプリケーションとのデータ連携・統合を、セキュアな環境の下、低コスト/短納期で実現します。
 このサービスは、2009年10月より提供を開始した、仮想化システムの設計・構築、運用・監視、そしてプライベート・クラウドサービスを全てワンストップで提供する「仮想化オール・イン・ワン サービス(Virtualization All in One Services:VAiOS)」におけるメニュー拡大の1つとなります。

 ※参考画像は関連資料を参照


◇本サービスの対象ユーザー
 1.企業全体に分散されたシステムをデータ統合したいユーザー
 2.レガシーシステムとニューシステムとの連携を行いたいユーザー
 3.DB to DBを容易に作成したいユーザー

◇本サービス利用のメリット
 1.データセンターを利用したリソース提供型プライベート・クラウド・サービス
を利用することでデータの安全性が確保されます。
 2.新たなIT投資を行うことなく開発時間・コストの大幅短縮・削減が可能とな
ります。
 3.多彩なコネクションインタフェースが提供される為、複雑な管理を行うことな
くデータ連携が実現できます。
 4.VOCR(Virtualization Operation Center)と併せて利用することにより、TCOを40%以上、IT資産を50%以下に削減できます。


【今後のアイネットの展開】
 アイネットは、SaaS型アプリケーション、次世代型データセンターで展開する仮想化/クラウドサービスの開発実績・ノウハウ・先進技術を基に、クラウドサービスインテグレーターとして、お客様が求めるより良いサービスの拡充を図ってまいります。

 データ・オンデマンド ソフトウェア株式会社 代表取締役 北條 丈巳 様からのコメント

 クラウドコンピューティングは、米国のみならず日本国内においても今後本格的に導入が進み、あらゆる分野において利用される最新技術です。一方で既存のシステム、アプリケーションとの統合、共存は不可欠であり、最も重要な課題のひとつでもあります。
 SaaS/クラウドにおけるデータ統合(ETL)のデファクトスタンダードといわれるPervasiveのツールと株式会社アイネットの最新テクノロジーを備えたデータセンターおよび、高いSI技術を組み合わせたこのようなサービスは、今後のクラウドコンピューティングの導入に不可欠であり、日本国内においても強力なソリューションが展開されるものと期待しております。

※Pervasive Data Integratorとは
 企業内あるいは企業間に存在するあらゆるデータ統合を低コスト/短期間で実現可能なツールとして、ワールドワイドでは既に4,500社以上の導入実績があります。更に、SalesforceやNetSuiteなどとの連携にもいち早く対応しており、SaaS/クラウド対応の データ統合ツールとしては、デファクトスタンダードともいうべき存在になっております。
 今後、日本国内においてもニーズの高まるレガシーシステムとSaaSアプリケーションとのデータ統合に最適なデータ統合基盤としてご活用いただけます。

*Pervasive Data Integratorは、Pervasive Software社の製品です。20年以上の歴史を持ち全世界に10,000社以上のユーザーを持つ老舗ソフトウェアベンダー。
 1997年よりNASDAQに上場。他の製品ではPervasiveSQL(旧Btrieve)が有名。


【商標について】
 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


【会社概要】
商 号:   株式会社アイネット I−NET CORP.
本 社:   〒220−8401 横浜市西区みなとみらい3−3−1 三菱重工横浜ビル23階
TEL:    045−682−0800(代表)
設 立:   1971年4月22日
上 場:   東京証券取引所市場第一部(証券コード:9600)
事業概要: 情報処理サービス、システム開発サービス事業
売上高:   211億円(2010年3月期:連結)
資本金:   32億円(2010年3月31日現在)
従業員:   単独 1,062名 、連結 1,602名(2010年4月1日現在)
資格等:   厚生労働省 特定労働者派遣事業
        経済産業省 システムインテグレータ
        経済産業省 特定システムオペレーション企業等
        総務省 届出電気通信事業者
        JIPDEC プライバシーマーク使用許諾認定
        JQA ISO 9001、JQA ISO 14001、JQA ISO/IEC 27001認証取得
U R L:  http://www.inet.co.jp


以上

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