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IIJ、法人・個人向けサービスがNTT東西のフレッツIPv6接続に対応開始
IIJ、法人・個人向けサービスにおいて、NTT東西のフレッツIPv6接続に対応
IPv6専用の新サービスと、既存サービス向けの無償オプション機能を同時提供開始
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 幸一、 コード番号:3774 東証第一部)は、法人および個人向けの各種インターネット接続サービスにおいて、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が2011年6月1日より提供開始予定の、フレッツ光ネクスト(NGN)におけるIPv6(※1)トンネル方式「インターネット(IPv6 PPPoE)接続」に対応いたします。
■対応サービス
◇法人向けサービス
・IIJ IPv6 FiberAccess/Fサービス【新サービス】
・IIJ FiberAccess/Fサービス
・LaIT ひかりコネクト
◇個人向けサービス
・IIJ4U
・IIJmio
■対応開始日
2011年6月1日(水)
「IIJ IPv6 FiberAccess/Fサービス」は、IPv6専用のインターネット接続環境を提供する新サービスです。既に提供しているIPv4を利用した接続サービス「「IIJ FiberAccess/Fサービス」とは異なり、IPv6のアドレスをお客様に完全固定で割り当てます。割り当てられたIPv6アドレスは、事業所の移転などで利用場所が変更になる場合でもそのまま利用できるほか、お客様が「インターネット接続サービス」や「IIJデータセンター接続サービス」など、ほかの法人向けサービスに移行した場合でも、継続利用することが可能になる予定です。
IIJ FiberAccess/Fサービスでは、既存のIPv4アドレスに加えて、無償で新たにIPv6アドレスを割り当てるオプション機能を提供開始します。また、中小法人向けサービス「LaIT ひかりコネクト」および個人向けサービス「IIJ4U」と「IIJmio」においても、既に提供されている同様の機能を利用することで、ひとつの接続サービスでIPv4とIPv6の接続環境を同時に利用可能になります。お客様は新たな契約手続きを行う必要がなく、より手軽にIPv6によるインターネット接続を利用開始できます。
IIJでは今まで、インターネット接続サービスやIIJ FiberAccess/Fサービスなどの法人向けサービスで、ネイティブ方式(※2)、デュアルスタック方式(※3)とIPv4のネットワークを利用してIPv6の通信を行うトンネル方式で、IPv6接続環境を提供してきました。今後、IPv4からIPv6への迅速な環境移行が重要になるなか、IIJでは法人と個人向けの両サービスでいち早くフレッツ光ネクスト IPv6トンネル(PPPoE)方式に対応することで、IPv6環境への移行を積極的にサポートしていきます。さらに、今後提供が予定されているフレッツ光ネクストIPv6ネイティブ方式にも対応をしていく予定です。
IIJは更なるIPv6普及のために、今後とも積極的に新サービスの開発やサービス機能の強化をおこなってまいります。
※1 次世代インターネットプロトコル。現行のインターネットプロトコル「IPv4」をベースにして、アドレス空間の増大・セキュリティ機能の追加などを行う。
※2 IPv6のみを利用する接続方式。
※3 IPv4とIPv6とを共存させて利用するための接続方式。
<関連サービス・ソリューション>
本プレスリリースに関連するIIJのサービス・ソリューションは以下になります。
>IIJ FiberAccess/Fサービス
http://www.iij.ad.jp/service/system/IIJ-FAF.html
>LaIT 光コネクト
https://la-it.jp/hikari-connect/