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みずほフィナンシャルグループ、「信頼回復」に向けた取り組みについて発表
「信頼回復」に向けた取り組みについて
〜ワンバンクへの実質的移行と合併等の統合の将来的検討〜
この度のシステム障害により、お客さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。日本全体が困難な状況にある中、金融機関として、その決済機能を滞らせた事態を、当社グループ経営陣はもとより、役職員一同、大変に重く受け止めております。
株式会社みずほフィナンシャルグループ(取締役社長:塚本 隆史、以下「当社」又は「FG」)及び当社グループ(以下〈みずほ〉)は、このような事態を引き起こしたことに対する真摯な反省に立ち、今後、再び同様の事態を生じさせないという強い決意とともに、お客さまの信頼を今一度取り戻すために、これから取り組むべき項目を「変革」プログラムの加速策として以下の通り表明させていただきます。
1.信頼回復に向けて
信頼回復に向けた取り組みの根幹は、「お客さま第一主義」の徹底であります。その第一歩として、「経営体制」「人事」「業務」の大胆な集約と一元化を図ることで、グループの一体運営を一段と強化し、合併等の統合を視野に入れた「ワンバンク」に実質的に移行することと致しました。すなわち、グループガバナンスの強化、人事の完全一本化、業務インフラの一元化を進めることで、グループ全体最適の実現と組織活力の向上、グループ経営効率の改善を図るものであります。重複する本部機能の持株会社への集約等により、経営体制をこれまで以上に一体化・効率化するとともに、事務やシステムの一元化により、旧弊と無駄を排除する合理化を徹底することで、持てるエネルギーを最大限「顧客志向」に注いでまいります。
2.骨子
「ワンバンク」に実質的に移行し、合併等の統合を将来的に検討
(1)グループガバナンスの強化
グループCEOの明確化、取締役会諮問機関の独立性強化、及び企画・管理本部の一元化を通じて、グループガバナンスを一段と強化
(2)人事の完全一本化
人事担当役員、及び人事部の完全一本化により、適材適所の人材配置と機動的な人員配置を実現し、グループ組織活力を向上
(3)業務インフラの一元化
事務の一元化、及び全てのバンキング業務のシステムプラットフォームの完全一元化により、グループ経営効率を抜本的に改善
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照