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JFEスチール、出荷・納入業務を全地区で統一しシステム化

2016-12-23

国内鉄鋼業界初の出荷・納入システムを稼働
〜リアルタイムでお客様と情報を共有〜


 当社はこのたび、国内鉄鋼業界で初めて、お客様と当社でやり取りする出荷・納入業務を全地区で統一し、システム化しました。すでに薄板と厚板のトラック輸送材を対象に稼働しており、当社が計画している「製鉄所基幹システム刷新」の先行プロジェクトとして位置づけています。

 従来、お客様が当社の製鉄所・流通基地(※1)に対してオーダー・製品の進捗確認や出荷・納入の指示をする際、各地区それぞれに連絡していただく必要がありました。それらのやり取りは主にメールや電話、ファクスで行われており、地区毎に担当者はもちろん、指示書などの各フォーマットも異なっていました。
 (※1)流通基地:全国にある当社の物流倉庫かつトラック配送拠点

 そこで当社は、全地区のオーダー・製品の情報と出荷・納入の情報を集約し、お客様自身でリアルタイムにそれらの情報を“確認”すること、また納入の“指示”をすることができるシステムを稼働させました。

 これにより、お客様から見た当社の窓口が一つになり、従来は各地区それぞれに行っていた問い合せや指示作業などの業務負荷軽減と、それらすべてを同一システム上で行うことによる確実性とスピードの向上が期待できます。また、当社にとってもリアルタイムでお客様のご要望を把握できることから、お客様との連携をより強化することができるようになります。

 この出荷・納入システムは、当社の窓口を一つに、また各地区固有の業務を一本化したことから「One JFE(R)」と名付けており、お客様はネットワーク環境があれば、いつでもどこでもご利用いただけます。

 *図1は添付の関連資料を参照

 当社を含むJFEグループは積極的にICT(※2)を取り入れており、それらの取り組みが評価され、JFEホールディングス株式会社は鉄鋼業界で唯一、平成26年度と27年度に2年連続で「攻めのIT銘柄」(※3)に選定されています。

 (※2)ICT:情報通信技術
 (※3)攻めのIT銘柄:日本企業戦略的IT利活用の促進に向けた取り組みの一環として、経済産業省東京証券取引所が共同で、全上場会社の中から「攻めのIT経営」に積極的に取り組む企業を選定するもの。

 当社は今後も、ICTを通じた業務改革を推進し、お客様満足度や企業価値の向上に努めてまいります。

 *図2・3は添付の関連資料を参照



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