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森ビル、2016年「東京23区オフィスニーズに関する調査」結果を発表

2016-12-23

2016年 東京23区オフィスニーズに関する調査


 ■新規賃借意向のある企業の6割強が「オフィス面積の拡大を予定」
 ■新規賃借理由は、「1フロア面積が大きなビルに移りたい」が9年ぶりに2位に上昇

 新規賃借する理由は「業容・人員拡大」が引き続き1位、「1フロア面積が大きなビルに移りたい」が2007年以来9年ぶりに2位に上昇。企業の約4割で「今後ワーカー数が増加」見込みなど、底堅いオフィスニーズがうかがえる結果となった。また今後のオフィス環境づくりにおいて、「オープンミーティングスペース」や「フリーアドレス」が重視される傾向にあることが明らかとなった。

【1. 新規賃借予定の有無】
 ●新規賃借意向のある企業は22%。
 ●新規賃借予定のある企業の64%が面積拡大を予定。

【2. 新規賃借する理由】
 ●新規賃借する理由は「業容・人員拡大」が4年連続トップ。
 ●「1フロア面積が大きなビルに移りたい」は2007年以来9年ぶりに2位に上昇。
 ●「立地の良いビルへ移りたい」、「耐震性の優れたビルに移りたい」は変わらず上位。

【3. 新規賃借する場合の希望エリア】
 ●「新橋」、「虎ノ門」といった環状2号線に沿ったエリアや、「浜松町」、「田町」といった東京駅品川駅の間に位置するエリアのポイントが増加。

【4. 現在の賃料と新規賃借する場合の妥当賃料】
 ●約5割の企業の月額賃料は坪2万円未満。
 ●「現在の賃料」と「新規賃借する場合に妥当だと考える賃料」との間に大きな乖離はない。

【5. 2016年の賃料改定状況】
 ●過去1年間で賃料改定があった企業は18%。
 ●改定後に賃料増額となった企業は79%と、2007年の調査以来最大の割合。

【6. ワーカー数とワークスペース
 ●今後ワーカー数が増加する見込みのある企業は40%。
 ●1人当たりのワークスペースが不足している企業は28%。
 ●オフィス環境づくりにおいて今後重視したい取り組みは「オープンミーティングスペース」や「フリーアドレス」。

 森ビル株式会社(東京都港区 代表取締役社長 辻 慎吾)は、オフィスマーケットの需要動向を把握することを目的に2003年より毎年「東京23区オフィスニーズに関する調査」を実施しております。
 当調査は、主に東京23区に本社が立地する企業で資本金上位の約1万社を対象に、今後の新規賃借予定等のオフィス需要に関するアンケートを行ったものです。この度2016年調査がまとまりましたので結果をご報告します。

 ※調査期間は2016年10月3日〜28日、調査対象は10,320社、有効回答企業数は2,080社(回収率20.2%)です。
 ※アンケート回答企業へは別途調査結果をご報告する予定です。

 *リリース詳細は添付の関連資料を参照



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