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IDC Japan、国内第3のプラットフォーム市場に関する産業分野/企業規模別予測を発表
国内第3のプラットフォーム市場 産業分野/企業規模別予測を発表
・国内第3のプラットフォーム市場は、企業向け市場の成長率が高く、モビリティを中心に成長してきた一般消費者市場は飽和状態となる
・企業向け市場では、予測期間前半はモビリティをベースにクラウド、ソーシャル市場を取り込んで成長し、後半には、ビッグデータ市場の成長も誘発する結果、2020年には約14兆円市場に成長する
・特に小売、保険、製造業、公益業界における大企業を中心に成長し、予測期間後半には製造業や保険業界を中心に中堅中小企業においても活用するケースが増えていく
IT専門調査会社 IDC Japan株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03−3556−4760)は、国内第3のプラットフォーム市場に関する2016年〜2020年の産業分野別および企業規模別の予測を発表しました。
2016年の国内第3のプラットフォーム市場は、前年比成長率5.5%となり、国内IT市場(マイナス0.6%)、国内ICT市場(マイナス0.7%)よりも高い成長率を予測します。産業分野別に見ると、オムニチャネル戦略に注力している小売業界、顧客サービス向け活用が見込まれる保険業界、製造現場での活用が盛んな組立製造業、電力に続いてガス自由化が予定されている公益業界などの成長率が顕著です。企業規模別では、大企業を中心に高成長率となりますが、予測期間後半には中堅中小企業でも活用ケースが増える見込みです。
今後、第3のプラットフォーム市場は企業向け市場を中心に成長し、2015年〜2020年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は3.7%と、国内IT市場のCAGR(0.8%)、国内ICT市場のCAGR(マイナス0.3%)を大きく上回り、2020年には約13兆9,018億円の市場規模に達します。予測期間前半では、既に一般消費者に行き渡ったモビリティが企業向けで成長し、これをベースにクラウド、ソーシャル市場を取り込んで成長し、後半にはビッグデータ市場の成長も誘発します。
しかし、第3のプラットフォームへの支出がデジタルトランスフォーメーションに見られる企業変革を生み、より大きな投資対効果を生み出すことかどうかは、企業の組織構造や文化も同時に変革できるかにかかっています。IDC Japan ITスペンディング グループマネージャーの廣瀬 弥生は「ITベンダーは、第3のプラットフォーム活用の鍵を握る大企業に対して、とかくサイロ化しがちな各部署(開発/設計部門、マーケティング、製造ライン、保守部門など)をつなぎ、顧客中心型ビジネスの実現に向けてより効果的な連携を促すべきである」と述べています。
今回の発表はIDCが発行したレポート「国内第3のプラットフォーム市場 産業分野別 企業規模別予測アップデート、2016年〜2020年」(JPJ41771716)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内の産業分野を21種類、企業規模を5種類に分類し、各分野の第3のプラットフォーム支出規模について、2016年〜2020年の予測を行っています。
(※詳細についてはIDC Japanへお問い合わせ下さい。)
■レポート概要はこちら
国内第3のプラットフォーム市場 産業分野別 企業規模別予測アップデート、2016年〜2020年
http://www.idcjapan.co.jp/Report/3rdPlatformInvest/jpj41771716.html
<参考資料>
国内第3のプラットフォーム市場支出額予測、2015年〜2020年
*添付の関連資料を参照
◇一般の方のお問い合わせ先
IDC Japan(株)セールス
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