Article Detail
IDCフロンティア、北九州データセンターの新棟が竣工
IDCフロンティア、北九州データセンターの新棟が竣工
〜サーバー収容能力は西日本最大、自社移設や大型メインサイト利用が好調〜
株式会社IDCフロンティア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石田 誠司、以下 IDCF)は、環境対応型大規模データセンターである福岡県北九州市の「北九州データセンター」の6号棟が本日竣工し、2017年1月より稼働を開始します。
本データセンターは2008年9月に1号棟が竣工し、2016年2月から建設を進めていた6号棟が完成いたしました。本棟は約610ラックで全棟では約3,340ラック規模となり、15万台以上のサーバーを収容できる能力を有します。西日本のデータセンター拠点としては最大(*1)であり、全国有数の規模を誇るデータセンター群となります。
※参考画像は添付の関連資料を参照
自社サーバールームや既存データセンターの設備老朽化に伴い、自然災害リスクが低く電力供給に優れたデータセンターへの移設が増えています。また、オンラインゲームや動画配信、SNSなどインターネットサービスの伸長による拡張能力の高いデータセンターやクラウドサービスへの移行も進んでおり、企業のIT部門やサービス提供事業者は、信頼性が高く拡張能力を有するITインフラの選定が課題です。
「北九州データセンター」は、クラウドサービスにおいて西日本地域の最大拠点であり、1,000km以上離れた東日本地域のクラウド間で自社の閉域網を用いた無料接続を提供しています。データセンターサービスにおいても東京・大阪に集中するシステムの地理的分散や電力供給会社の分散を実現し、将来の拡張余力をシステム選定の条件とした大規模案件やメインサイトの移設・分散など事業継続や災害対策の需要にも応えます。
IDCFは、データセンター事業を基盤としたクラウド事業の拡大を推進しており、クラウドでデータを処理するだけでなく、「データ集積地」(データも集積するセンター)となるべくビジネスモデルの変革を進めています。今後は、IoTによるデータ収集や集積されたデータの分析基盤構築なども推し進め、価値あるデータを作り出すセンターとして展開してまいります。
※概要などリリース詳細は添付の関連資料を参照