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セゾン情報システムズ、自由自在なデータ連携を実現するデータ連携基盤製品「iDIVO」を発表

2011-05-21

必要な機能だけを適材適所に配し、自由自在なデータ連携を実現させる

新発想のデータ連携基盤製品 iDIVO(アイディーボ)を発表


 国内トップシェアを誇るファイル転送ミドルウェア「HULFT」を開発・販売する株式会社セゾン情報システムズ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:宮野隆、以下「セゾン情報システムズ」)は、必要な機能だけをカートリッジ形式で適材適所に配して、自由自在にデータ連携を実現することのできる「iDIVO」(アイディーボ)を2011年8月末より提供開始することを発表いたします。


<データ連携市場における課題>
 企業における業務、情報システムは、ネットワークの高度化、PCサーバ等の処理性能向上とともに大変換期を迎えています。システム環境は、オンプレミス、プライベートクラウドパブリッククラウドといった様々なパターンから企業に最適なものが自由に選択され始めています。しかしながら、新たな課題としてそれぞれの環境に構築された各種業務アプリケーションにて発生する大量データをいかに高速にかつ効率よく連携させるかが大きな課題となっているのも事実です。これは、企業内だけの問題ではなく、企業間のデータ連携についても早急に解決方法を求められているといっても過言ではありません。
 これらのニーズや課題を一挙に解決する大規模な統合運用基盤製品も既に存在していますが、ほとんどの企業では、情報システム運用の更なる効率化が求められており、費用対効果の面から導入を見合わせているケースが少なくありません。


<セゾン情報システムズの新製品「iDIVO」(アイディーボ)とは>
 今回セゾン情報システムズが発表する「iDIVO」(アイディーボ)は、データ連携に必要な機能をカートリッジ形式で提供する新発想のデータ連携ミドルウェアです。お客様は、必要なシーンに必要な機能だけを最低限のコストで導入することができます。単なるファイル転送機能にとどまらず、ジョブフロー、ファイルボックス機能、データ加工、データ暗号化といったデータ連携に必要となる優れた機能を自由自在に組み合わせて利用することができます。「iDIVO」(アイディーボ)は、データ連携処理をお客様の要望に合わせて、分散処理にするのか、集中処理にするのかを自由に選択できるだけでなく、管理を一元化することも可能なため、運用管理の効率化も同時に達成することが可能となっています。もちろん、国内6,900社(2011年3月末現在)に導入されている当社製品「HULFT」との連携も可能です。

 「iDIVO」(アイディーボ)は、本体となる「iDIVO Base」(アイディーボ・ベース)と各種設定、運用管理画面を提供する「iDIVO Manager」(アイディーボ・マネージャー)、および各種機能を提供する様々な専用カートリッジから構成されています。セゾン情報システムズおよびセゾン情報システムズの販売代理店経由で1 ライセンス10万円から販売されます。

 セゾン情報システムズは、企業内外のあらゆるシステムを効率よく連携させ、複雑化したデータ連携のシンプルな運用を実現することを本事業のビジョンとし、2013年度単年で本製品および関連サービスで10億円の売上を目指します。

 なお、本製品のお客様向け発表会は、2011年7月、東京、大阪の2会場で開催する予定です。詳細は、セゾン情報システムズのホームページなどにて別途ご案内いたします。


<「iDIVO」の主要機能>
(1)ジョブフロー機能
 データ連携の開始から終了までの処理をフローで定義し、プロセスの可視化を実現。ジョブおよび機能の実行と入出力データ・情報をコントロールし、運用実行の自動化を実現します。

(2)転送機能(*)
 HULFTプロトコル転送を実現。EDIシステムと連携することにより、各種プロトコル転送が可能になります。

(3)データ加工機能(*)
 コード変換、レイアウト変換、ソート処理、マージ処理、ファイルの分割・結合、抽出処理の実行を行います。

(4)蓄積機能(ファイルボックス)(*)
 暗号化したデータを保存します。データの一時受け、他システムとの受渡ボックスなどとして利用できます。

(5)アダプタ機能(*)
 各種ファイル形式および各種データベースへのアクセスに対応します。


<「iDIVO」の構成>
(1)iDIVO Base(アイディーボ・ベース)
 各種機能を搭載する本体。ジョブを管理します。UNIX版、LINUX版、Windows版があり、いずれも1ライセンス10万円から提供します。

(2)iDIVO Manager(アイディーボ・マネジャー)
 iDIVOのデータ連携関連機能を管理・操作するためのインターフェース。Windows版とWEB版のアプリケーションがあり、複数のiDIVOを一元管理することができます。
 iDIVO Managerは、iDIVO BASEに同梱されます。

(3)各種カートリッジ機能
 上述「iDIVO」(アイディーボ)の主要機能のうち、(*)については必要な機能のみをカートリッジ機能として選択導入できます。


※「iDIVO」は、セゾン情報システムズが登録申請中の商標です。
※「HULFT」は、セゾン情報システムズの登録商標です。
※本文中に掲載された製品名は、各社の登録商標または商標です。


■(株)セゾン情報システムズについて
本社:〒170−6021 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 21F
設立:1970年9月1日
代表者:宮野 隆(代表取締役社長)
資本金:1,367,687,500円
事業内容:金融システム事業、流通サービスシステム事業、BPO事業、HULFT事業
証券コード:9640(JASDAQ)
URL: http://home.saison.co.jp/

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