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三井造船、経営計画「2011年度 中期経営計画」を策定

2011-05-20

2011年度 中期経営計画について



 三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、2011年度から2013年度までの経営計画「2011年度 中期経営計画」(「11中計」)を策定しました。

 2008年4月に策定した「2008年度 中期経営計画」(「08中計」)では、「中核/成長事業の深化と進化」、「新規事業の創出」、「経営基盤の深化」の3つの基本方針を掲げ、企業価値の持続的向上を目指してきました。その結果、売上高および経常利益は09年度に過去最高を記録することができました。しかしながら08中計で目標とした2010年度での売上高や営業利益は、リーマンショックを起点とした世界経済の急激な落ち込みもあり未達に終わりました。

 一方、当社は2007年創立90周年という節目の年に、10年先を展望した「100周年ビジョン」を策定し、2つの「ありたい姿」を描きました。

 (1)高い技術力を基盤に、地球に優しい環境対応型の製品・サービスを提供することで、信頼の企業ブランドとして世界に浸透している。
 (2)環境変化に対応し、人も会社も進化し続けており、新事業の成長により強い事業ポートフォリオを持つ会社に生まれ変わり、社会へ貢献し、CSR重視の経営ができている。

 この長期的な「ありたい姿」は2008年9月以降の世界的な景気低迷の影響を受けた後も変わっておりません。

 この長期的な「ありたい姿」実現に向け、「力をためる」のが、11中計の位置づけと考えています。その基本方針は、「新・三井造船創成に向けて」厳しい時代に備えるとともに、将来の飛躍への基盤を固めることとし、(1)企業総合力と環境エネルギー関係技術開発による事業拡大(2)グローバル展開による事業拡大(3)厳しい時代に備えた製品競争力の強化(4)経営基盤のさらなる強化、この4点を主要戦略として推進していきます。

 当社グループを取り巻く経営環境は、今後とも変化し続けるものと考えております。その環境変化の中で常に高い目標に向かって挑戦するとともに、環境変化に対応して進化していくことが必要と考えています。

 そこで、11中計のキャッチフレーズを「挑戦と進化、そして未来へ」とし、全てのステークホルダーから信頼される企業を目指します。


1.経営数値目標(2013年度)

 ※添付の関連資料を参照


2.基本方針
 「新・三井造船創成に向けて」厳しい時代に備えるとともに、将来の飛躍への基盤を固める。
 当社主力の海運関連事業(造船と舶用ディーゼル)の市況が厳しくなることが予想され、これに備えるとともに、新興国の成長に積極的に対応し事業拡大を図る。


3.主要戦略
 1)企業総合力と環境エネルギー関係技術開発による事業拡大
  (1)海洋開発分野での事業規模拡大
  (2)環境エネルギー関係の新規製品開発と早期事業化
  (3)省エネルギー関係の技術開発の加速
 2)グローバル展開による事業拡大
  (1)全社を横断した取り組みによる海外事業の推進
  (2)新興国市場への進出とアライアンス推進
 3)厳しい時代に備えた製品競争力の強化
  (1)コスト競争力の強化
  (2)固定費の大幅削減
 4)経営基盤のさらなる強化
  (1)経営システムの進化
  (2)人材育成の加速・グローバル化と技術基盤の強化



以上


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