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アールテック・ウエノ、「ラタノプロスト点眼液0.005%」の国内製造販売承認申請を取り下げ
ラタノプロスト点眼液0.005%の国内製造販売承認申請取り下げのお知らせ
本日、当社は平成22年3月末に国内製造販売承認申請(ジェネリック品)を行ったラタノプロスト点眼液0.005%(注1)の申請を取り下げましたのでお知らせいたします。
ラタノプロスト点眼液0.005%は現在23社の製剤メーカーが販売しております。他社ジェネリック品における現在の市場状況を踏まえ、当社が当初予定していた製品戦略を見直した結果、国内製造販売承認申請を取り下げることといたしました。
なお、海外市場においては引き続き当社の製剤(注2)の販売可能性を模索しています。
本承認申請取り下げによる平成24年3月期の業績に与える影響はありません。
注1)プロスタグランジン誘導体であるプロスト系緑内障・高眼圧症治療薬で、レスキュラ(R)点眼液0.12%とは作用機序が異なりFP
受容体に作用して優れた眼圧下降効果を持っています。
注2)当社が新薬開発で構築してきた独自の製剤技術を活かし、先発品と比較して種々の副作用が報告されている防腐剤(ベンザル
コニウム塩化物)濃度を著しく低減しています。
・アールテック・ウエノについて
株式会社アールテック・ウエノは1989年9月に設立され、医薬品の研究開発、製造販売及び研究開発支援サービスを行う創薬ベンチ
ャー企業です。
医師でもある真島社長のもと、「Physician−Oriented New Drug Innovation(臨床医による新薬開発)」をテーマに、「医師の目線で医薬品開発・販売を行う分野特化型のグローバルな医薬品会社」を目指しています。
眼科および皮膚科に特化し、これまで有効な治療薬のない疾患をターゲットに、国が推奨および支援するアンメット・メディカル・ニーズ(未だ満たされていない医療ニーズ)、希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)、アンチエイジング(生活改善薬)の各領域における新薬の開発を進めています。
以上