イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

ヤフー、「Yahoo!ニュース 個人」で書き手の継続的な活動を支援する4つの新施策を開始

2016-12-12

「Yahoo!ニュース 個人」、有識者や専門家の寄稿記事の執筆活動を支援する、
年間総額1000万円の取材費用の提供など4つの新施策を開始
〜前年比約2倍で過去最高の1億5千万PVに到達。毎月の寄稿数は1050本。
内田良氏の「組体操の危険性の問題」や湯浅誠氏の「子供の貧困問題」など、
社会課題の解決につながる記事が生まれるサービスに成長〜


 ヤフー株式会社は本日、日本最大級のインターネットニュース配信サイト「Yahoo!ニュース」内に開設している「Yahoo!ニュース 個人」において、有識者や専門家などの約500名の書き手(以下、オーサー)の取材費負担を減らすなどの、継続的な活動を支援する4つの新施策を開始しました。

 「Yahoo!ニュース 個人」では、オーサーが発見した新たな視点・論点の発信を通じて、社会課題の解決につなげる「発見と言論が社会の課題を解決する」世界を目指しています。2012年9月にサービスを開始し、2014年からはオーサーの執筆活動をサポートする仕組みとして、オーサーアワードの設立、記事執筆に対する支払い料率の増加、継続的な活動へのインセンティブ付与など、さまざまな支援施策を提供してきました。

 サービス開始時50名だったオーサーは約500名に増え、執筆活動も活発化し、現在では毎月新たに1050本の幅広いテーマの記事が寄稿されています。また、記事が充実したことでユーザー数も増加し、月間のページビュー(PV)数は前年比約2倍で過去最高となる1億5千万PVまで成長しました。昨年の「オーサーアワード2015」に選ばれた名古屋大学准教授の内田良氏のように、組体操の危険性について発信を続け、全国的な社会課題に発展するきっかけとなった事例も生まれ、社会課題の解決につながる記事が生まれるサービスに成長しています。

 「Yahoo!ニュース 個人」はアプリからのプッシュ通知の強化、年間総額1000万円の取材費用の提供など、今年もオーサーへの支援施策を拡充し、執筆活動を継続できる環境を強化していきます。

■本日発表した新たな支援施策
(1)「Yahoo! JAPAN」アプリ、「Yahoo!ニュース」アプリからのプッシュ通知の強化
 オーサーの記事がより多くのユーザーに読まれるよう、これまで「Yahoo! JAPAN」アプリ、「Yahoo!ニュース」アプリ上で記事への誘導を行ってきましたが、「Yahoo!ニュース」が選定した記事を週に数回プッシュ通知で配信し、より多くの方に専門性の高い有益な記事を届けます。

(2)年間総額1000万円の取材費用の提供
 これまで「Yahoo!ニュース」がオーサーへ発注した記事に対して、一部取材費用を提供してきましたが、今後はオーサーから記事の企画提案を受け付け、審査を通った企画に対して、交通費などの必要な取材費用を提供します。毎月2本まで、1企画あたり最大50万円、年間総額1000万円の費用を支援し、新たな社会課題を解決する記事の創出につなげていきます。

(3)資料検索サービス「G−Search」の提供
 過去の新聞・雑誌記事の情報や、世界中の企業情報、産業調査や統計データなどが検索できる有料サービス「G−Search」をオーサー向けに提供します。記事の執筆継続の状況により、最大で月間1万円分のサービス利用料を「Yahoo!ニュース」が負担します。さまざまな情報から社会課題の解決方法を導くために役立てていただきます。

(4)コワーキングスペース「LODGE」の特別プランを提供
 Yahoo! JAPAN社内に設けられた社外の方も自由に利用できるコワーキングスペース「LODGE」に設けられたスタジオ「LODGE Studio」を、オーサーの方はインタビューや撮影用として無料で利用いただけます。

■これまで提供してきた主な支援施策
・「オーサーアワード」(2015年12月 第1回授賞式)
 「Yahoo!ニュース 個人」が目指す「発見と言論が社会の課題を解決する」ことを年間で最も体現したオーサーに授与する表彰制度です。オーサーによる投票のほか、外部の有識者と「Yahoo!ニュース」が審査し、アワード受賞者1名を表彰して賞金100万円を贈呈します。

 なお、今年の「オーサーアワード2016」は、子供の貧困という社会課題の解決に、強い意志を持ち継続的に発信してきた社会活動家・法政大学教授の湯浅誠氏が受賞しました。読者を引きつける題材、「Yahoo!ニュース 個人」上での見出し、読みやすい記事本文により、1本の記事がSNSで2万回以上シェアされるなど、大きな反響を読んだほか、高校生の貧困問題を扱ったテレビ番組では相対性貧困の議論のあり方に一石を投じ、理解促進に尽力されています。
 (「オーサーアワード2015」は、組体操の危険性について発信を続け、全国的な社会課題として注目を浴びるきっかけとなった名古屋大学准教授の内田良氏が受賞しました)

・月間MVA(Most Valuable Article)料率UP制度(2015年12月より開始)
 各月に投稿された記事を対象に、「発見と言論が社会の課題を解決する」ことを体現した記事を表彰します。選ばれたオーサーには、副賞として10万円を贈呈するほか、翌月の各記事の広告収入に基づく支払い料率を、現行の50%から55%に引き上げます。支払い料率は受賞するたびに5%ずつ、最大で100%まで増加します。

・オーサーコメント、月間MVC(Most Valuable Comment)制度(2015年12月より開始)
 「オーサーコメント」は「Yahoo!ニュース」に配信される記事にオーサーのみがコメントを投稿できる枠です。専門性に基づくコメントをユーザーに届けることで、ニュースへの理解促進とオーサーの知名度向上を目的としています。また、オーサーコメントを通して、「発見と言論が社会の課題を解決する」ことを体現したコメントを表彰する月間MVC(Most Valuable Comment)を毎月5名表彰し、副賞として5万円を贈呈します。また、2016年に月間MVCを2回受賞し、コメントを通じて議論を促進したスポーツライターの矢内由美子さんに「オーサーコメントアワード2016」をお贈りします。

・継続的な活動に対するインセンティブ金額UP((2015年12月より開始)
 1ヶ月で15,000PV以上の記事を3本以上書いたオーサーを対象に継続的な活動を評価して月3万円を支払います。

・オーサーの出版社への紹介(2015年12月より開始)
 「Yahoo!ニュース 個人」の記事がオーサーの書籍出版につながるよう、「Yahoo!ニュース」がオーサーの記事を出版社へ紹介します。これまで内田良氏の「教育と言う病」(光文社)、ブレイディみかこ氏の「ヨーロッパ・コーリング」(岩波書店)が出版されました。

・Aflo社の写真を提供(2015年7月より開始)
 世界的なネットワークを持ち、随時数万点の写真を提供するAflo社の写真を、「Yahoo!ニュース 個人」の記事で使用できるようにしています。

<ご参考>
 その他の支援施策については、以下をご覧下さい。
 ・2014年12月1日発表の施策 http://pr.yahoo.co.jp/release/2014/12/01a/
 ・2015年12月2日発表の施策 http://pr.yahoo.co.jp/release/2015/12/01b/



Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版