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国際石油開発帝石、メキシコ領メキシコ湾北部海域Block3鉱区を落札
メキシコ合衆国メキシコ湾北部海域(ペルディドエリア)
Block3鉱区の取得について
国際石油開発帝石株式会社(以下、当社)は、米国シェブロン社子会社(オペレーター。以下、シェブロン社)、メキシコ国営石油会社ペメックス社子会社(以下、ぺメックス社)と共に、この度実施されたメキシコ第1次ラウンド大水深探鉱鉱区公開入札に共同で参加し、メキシコ領メキシコ湾北部海域(ペルディドエリア)に位置するBlock3鉱区(探鉱鉱区。以下、本鉱区)を落札しましたので、お知らせいたします。
本鉱区の落札により、当社は初めてメキシコ領メキシコ湾における石油ガス探鉱開発事業に参画します。
※参考画像は添付の関連資料を参照
本鉱区は、メキシコ湾北部の沖合に位置し、鉱区面積は約1,687km2、水深はおよそ500mから1,700mです。本鉱区では、シェブロン社が33.3334%(オペレーター)、ペメックス社及び当社がそれぞれ33.3333%の権益比率を保有します。
メキシコ領メキシコ湾の大水深域は、発見が相次いでいる米領メキシコ湾の大水深域と同様の地質条件を備えていながら探鉱事業があまり進められていないエリアが広く残存しており、探鉱ポテンシャルの高い地域です。本鉱区の北方米領側には既に生産中の油田(Great White油田)が存在するほか、本鉱区の近傍でぺメックス社が新たに油田(Trion油田)を発見するなど、本鉱区も新規油ガス田の発見が期待できるエリアに位置しており、本鉱区での事業が成功すれば、INPEX中長期ビジョンに掲げた当社の中長期的な成長目標の一つである「上流事業の持続的拡大」に資することが期待されます。
当社は、今後も、メキシコ湾における石油の探鉱・開発・生産事業に積極的に取り組んでまいります。
なお、本件による当社連結業績への影響は軽微であります。
以上