Article Detail
豊田通商、ペルー向け日本製ガスヒートポンプエアコンの販売総代理店契約を締結
ペルー向け日本製ガスヒートポンプエアコンの販売総代理店契約を締結
〜ペルー初 ガス空調で効率的なエネルギー消費を促進し快適な暮らしに貢献〜
豊田通商株式会社(本社:名古屋市、社長:加留部 淳、以下:豊田通商)はこのたび、空調システム、発電システム等を製造・販売するヤンマーエネルギーシステム株式会社(本社:大阪市、社長:梅垣 直也、以下:ヤンマー)とペルー国内におけるガスヒートポンプエアコン(以下:GHP)の販売総代理店契約を締結しました。
1.ペルーのエネルギー事情
ペルー国内電力は水力発電と天然ガスを利用した火力発電が中心です。水力発電は、降水量の増減により供給が安定しないリスクがあります。一方、天然ガスは新たなエネルギー源として注目され、火力発電や産業用に活用され、家庭用・商業用にも活用が進んでおり、その利用世帯も2009年から5年間で10倍近く増加しています。
GHPは、液体が気化するときに周囲から熱を奪い、気体が凝縮して液体になる際に熱を発する性質を利用し、ガスエンジンでコンプレッサーを動かし、冷媒を循環させて冷暖房を行う空調システムです。GHPは電気モーターを使用する空調システムに比べて消費電力を約10分の1に抑えることができます。
また、天然ガスは他の化石燃料と比べてCO2排出量が少ないことから地球環境保護の観点からもメリットがあります。
2.豊田通商のGHP事業
豊田通商は、2013年よりブラジル最大のガス配給会社Companhia de Sao Paulo(本社:サンパウロ州)と業務提携を行い、同国内でヤンマー製GHPの販売を開始しました。その後、2014年にカナダでの総代理店契約を締結し、ペルーは3カ国目の同事業展開国となります。現地での販売は現地ディーラーとして技術力に定評があるCoinrefri Air SAC(本社:ペルー・リマ、以下:Coinrefri)が担います。
3.今後の取り組み
豊田通商はブラジル、カナダにおけるGHP販売ノウハウを活かし、ペルー国内でのGHP普及に努め、そこに住まう人々の快適な暮らしの創造に貢献して参ります。
※リリース詳細は添付の関連資料を参照