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住友化学、日本ゼオンとのS−SBR事業統合に伴う合弁会社を設立
日本ゼオン株式会社とのS−SBR事業統合に伴う合弁会社設立
および会社分割(吸収分割)に関するお知らせ
当社は、日本ゼオン株式会社(以下「日本ゼオン」)との間で、溶液重合法スチレンブタジエンゴム(以下「S−SBR」)事業を統合すること(以下「本事業統合」)に関して、合弁契約を締結し、同契約に基づき合弁会社を設立することを平成28年12月2日開催の取締役会において決議いたしましたので、お知らせします。
なお、本事業統合に際しては会社分割を行うことを合意しておりますが、当該会社分割は開示内容を省略できる場合に該当することから、開示事項・内容を一部省略して開示しております。
1.事業統合の理由
当社のS−SBRは、省燃費タイヤの原料として用いられております。省燃費タイヤは、世界的な環境意識の高まりや環境規制の強化を背景に、今後堅調な需要拡大が見込まれる一方、各社の生産能力増強により競争は激化しております。
このような状況のなか、日本ゼオンとの間で両社の技術融合によるお客様ニーズに合った新製品開発やさらなるコスト競争力の強化、安定供給の確保等による事業強化を目的とした新たな合弁会社の設立や、両社の子会社を含めたS−SBR事業の合弁会社への移管などについて検討してまいりましたが、この度事業統合により一定のシナジー効果が得られると判断いたしました。
2.事業統合の内容等
(1)事業統合の内容
合弁契約に基づき、当初、日本ゼオンが100%子会社(会社名:ZSエラストマー株式会社(予定))(以下「ZSE」)を設立し、その後、当社および日本ゼオンのS−SBR事業に関する販売および研究開発に係る権利義務を会社分割(吸収分割)によりZSEに承継する予定です。
なお、本事業統合は、今後締結される分割契約書にかかる日本ゼオンにおける取締役会の承認、法令上必要な国内外における関係当局への届出、認可取得等を条件としております。
※リリース詳細は添付の関連資料を参照