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ヤマトグループ、中国・広州市が拠点の国際物流事業者である広州威時沛運集団有限公司に出資

2016-12-07

広州市に本拠地をおく国際物流事業者 広州威時沛運集団有限公司に出資
〜東アジア地域においてフォワーディング・通関・保税倉庫機能などを更に強化し、ヤマトグループのグローバル戦略を加速〜


 ヤマトホールディングス傘下の香港ヤマト運輸株式会社(本社:香港 董事長:皆木 健司 以下:香港ヤマト)は、東アジア地域におけるフォワーディング(以下:FWD)・通関・保税倉庫・配送などの機能の更なる強化のため、2016年11月30日に中国広州市を本拠地とする国際物流事業者 広州威時沛運集団有限公司(本社:広州市 董事長:張● 以下:WTD)に、出資することで合意いたしましたので、ご報告申し上げます。

 ※WTD=Guangzhou Wisepower Transportation & Distribution Group Co., Ltd.

     記

1.背景
 ヤマトグループは、これまでFWDや各国でのロジスティクス、海外引越に関する生活支援サービスなどの事業をアジア各国で展開してきました。また、2000年から台湾、2010年にシンガポール・上海、2011年に香港・マレーシアで宅急便サービスを展開してきました。そして、2016年には、マレーシアのGD Express Carrier Bhd.と資本・業務提携、タイでのSCG Cement−Building Materials Co., Ltd.と宅急便サービスの合弁会社を設立、さらに東アジアから東南アジアの陸上輸送ネットワークを持つマレーシアのOTLグループを買収するなど、東アジアおよび東南アジアでのクロスボーダー・ネットワークの構築およびそれに関する各機能の強化を進めてきました。その一環として、東アジア戦略において重点地域である華南地域でも、これまでアライアンス先の選定を行ってまいりました。

2.出資の目的
 当社はこれまでも東アジアにおいてFWD・ロジスティクスなど国際複合輸送サービスを提供してきました。今回の出資によりWTDが持つ機能を取得することで、ヤマトグループが持つ国際物流に関する機能をさらに強化し、日本−中国、東南アジア‐中国、そして中国−欧米などの世界各国との越境ECを始めとしたクロスボーダー輸送サービスの提供が可能になります。
 さらに、広州を東アジアにおける日本や欧米など各国との玄関口(ゲートウェイ)とすることで、陸・海・空の輸送手段を組み合わせ、アジア全域への本格的なクロスボーダー輸送サービスを提供していきます。今後もアジア各国でのネットワークの構築を加速させると同時に、ますます高まるアジアにおける物流ニーズに応える付加価値の高い物流サービスの提供を目指します。

3.対象会社概要
 広州地域で20年以上の歴史を持つワンストップの国際物流サービスを提供する事業者です。特に広州においては通関件数・FWD取扱高・保税倉庫面積・中国香港間のクロスボーダー陸運などに非常に高いシェアを持っています。近年では越境ECの市場拡大に伴い事業を拡大しており、航空会社を始めとした各関係者との長年築き上げたパートナーシップや、多様なライセンス・資格を保持しています。
 ヤマトグループとは、雅瑪多国際物流有限公司(以下「YIL」)の設立時以来のパートナーとしての関係があります。

 ※リリース詳細は添付の関連資料を参照


以上

 ※●印の文字は王偏に「分」の文字です




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