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日本電産グループ、自動車プレス部品世界最大手のGestamp 社から世界最大級のサーボプレスを受注
NIDEC ARISA S.L.U(日本電産アリサ)の世界最大級サーボプレス受注について
この度、スペインを拠点に大型プレス機を手掛ける当社の子会社NIDEC ARISA S.L.U(スペイン国ログローニョ市、以下日本電産アリサ)が自動車プレス部品世界最大手の一社、Gestamp Automocion(◇)(スペイン国マドリード市、以下Gestamp社)より、世界最大級となる加圧能力4,500トンのサーボプレスを受注しましたのでお知らせ致します。当該プレス機はGestamp社のドイツBielfeld工場に本年12月に納入され、高張力鋼板(ハイテン材)の自動車部品製造ラインで稼働します。
◇社名の正式表記は添付の関連資料を参照
高張力鋼板加工に適応するため、1台のプレス機でありながら2つのスライドと3つのアップライトにより多工程のトランスファープレスで生じやすい偏荷重の問題を解決しました。
加えて、複数のサーボモータを独自開発のソフトウエアで制御することにより、9メガワットの大出力による高い加工精度と高い生産性を確立しました。
日本電産アリサは2015年8月の日本電産グループ入り以降、欧州を中心とした自動車部品メーカー各社からのご注文が急増しています。今後は、営業・開発・生産・サービスで欧州「ARISA」、米国を中心に高剛性プレスを展開する「MINSTER」、アジアを中心に超高速精密プレスで評価いただいている「KYORI」の日本電産グループにおける3つのブランドのシナジーを強化し、世界3極体制で益々多様化する「ものづくり」を支えて参ります。
(詳細は別紙を参照ください。)
以上
※参考画像・別紙は添付の関連資料を参照