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BT、コマツとグローバルITインフラストラクチャ契約を締結
BT、コマツとグローバルITインフラストラクチャ契約を締結
クラウド時代のためのハイブリッドネットワークと、
関連するITサービスの設計、構築、管理をBTが担う
BTは本日、国際的な鉱業および建設機器メーカー、コマツと契約したことを発表しました。この契約によってヨーロッパ、アジア太平洋、南アメリカの15か国、26か所を網羅した新しいグローバルITインフラストラクチャを実現します。
BTは自社のIP Connect Globalと小規模拠点向けのハイブリッドサービス(hVPN)を組み合わせて、回復機能の高いハイブリッドネットワークの設計、構築、管理を行います。これにより、オフィスワーカーがインターネット経由で社内ネットワークに安全にアクセスできるようになります。
約1,100人の社員向けに提供しているビジネスに不可欠なコマツの音声トラフィックは、BTの一元化されたSIPトランキングサービス、One Voiceを使用してルーティングされます。これによって、従来型の音声サービスを、voice−over−IP技術に置き換えます。BTの最大手顧客は、BT One Voiceへの移行によって、最大34%コストを削減しています。
契約にはBT Connect Intelligenceを活用した、音声トラフィックなど、コマツのエンタープライズアプリケーションのパフォーマンス改善も含まれています。この契約では、従来のSLAではなく、ビジネス上の成果によってサービス品質を測定します。
今後数年かけて複数のエンタープライズアプリケーションをクラウドに移行しようとしているコマツにとっては、強力なデータセンターやクラウドサービス統合機能を備えているプロバイダを新たに選ぶことが重要です。
第一段階として、BTのプロフェッショナルサービスチームである、BT Advise はコマツ本社のITインフラストラクチャをBTデータセンターに統合します。契約内のBT Computeデータセンターサービスには、テレハウジング、インターネットアクセスおよびロードバランシングが含まれています。これによって、複数のコンピューティングリソースにワークロードを分散することができます。
コマツヨーロッパのCIO、Chris Borremans氏は次のように語っています。「本日の契約により、世界中の業務、顧客、社員をサポートすることができる、柔軟なクラウドベースのサービスへの移行がスタートします。ロードマップの形成とビジョンの実現をサポートしてくれるクラウドサービスインテグレータとしてBTが適切な選択肢であると考えます。」
BTでベネルクスの三カ国を担当しているCEO、Fabrice De Windtは次のように述べています。
「コマツがグローバルITインフラストラクチャの構築に、弊社を選んでくれたことは大変光栄です。これによって、Cloud of Cloudsポートフォリオ戦略に基づく、積極的なデジタルトランスフォーメーションが可能になります。BTのグローバルな機能によって、コマツがビジネス上の素晴らしい成果を上げられることを楽しみにしています。」
※リリース詳細は添付の関連資料を参照