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三菱樹脂など、7月1日付でエンジニアリングプラスチック製品事業を再編

2011-05-19

エンジニアリングプラスチック製品事業の再編について
〜国内子会社2社の事業統合によって、アジア展開を加速〜



 三菱樹脂株式会社(本社:東京都中央区 社長:吉田 宏)と、エンジニアリングプラスチック製品で世界最大手のQUADRANT AG(本社:スイス、以下「クオドラント社」)は、本年7月1日付で、両社の同事業における日本拠点となる日本ポリペンコ株式会社及びクオドラント イーピーピー ジャパン株式会社の2社を統合することと致しました。統合により発足するクオドラントポリペンコ ジャパン株式会社を、同事業のアジア拠点として位置づけ、今後も大きな成長が見込まれるアジア市場での戦略的な事業拡大に取り組んでまいります。


1.背景
 当社とクオドラント社の創業者は、2009年5月、エンジニアリングプラスチック製品事業の世界展開に関する戦略的提携として、持ち株会社AQUAMIT社の設立と同社を通じたクオドラント社の子会社化を実施しました。以降、当社は、同事業を成長事業として位置づけ、クオドラント社を軸にその事業展開を進めてまいりましたが、今後の大きな成長が見込まれるアジア市場において、さらなる事業拡大を図るべく、ナイロン製品及びポリアセタール製品を中心に事業展開を行う日本ポリペンコ社と、超高分子量ポリエチレン製品を中心に事業を推進するクオドラント イーピーピー ジャパン社の国内2社を、本年7月1日付で統合することと致しました。


2.統合の目的

(1)エンジニアリングプラスチック製品の総合加工メーカーとして、アジアにおけるコア拠点と位置づけ、日本国内の事業強化のみならずアジア市場への事業展開を強力に推進していく。

(2)用途分野・商流の相互活用による拡販及び両社の得意技術(日本ポリペンコ社の押出・注型技術とクオドラント イーピーピー ジャパン社の圧縮成形技術)の補完と三菱ケミカルホールディングスグループを含めたR&Dにおけるシナジーの強化。


3.統合の方法
 日本ポリペンコ社を存続会社とする会社法に定める吸収合併方式による統合


4.統合新社の概要
 (1)社名:クオドラント ポリペンコ ジャパン株式会社
 (2)本社所在地:東京都中央区日本橋本石町1−2−2 三菱樹脂ビル
 (3)資本金:240百万円
 (4)出資比率:三菱樹脂 38%
           クオドラントグループ(3社) 62%
 (5)合併期日:2011年7月1日
 (6)代表者:取締役社長 尾石茂也、取締役副社長 森山茂実
 (7)従業員数:約160名
 (8)売上高:約70億円
 (9)事業内容:エンジニアリングプラスチック製品の製造・販売
 (10)製造拠点:平塚市神奈川県)、山武市(千葉県)
 (11)営業拠点:東京、大阪、名古屋、福岡、広島


(ご参考:事業統合を行う2社の概要)

*日本ポリペンコ株式会社
 住所:東京都中央区日本橋本石町1−2−2 三菱樹脂ビル
 代表者:尾石 茂也
 資本金:240百万円
 売上高:約60億円(2010年12月期)
 営業品目:ナイロン製品、ポリアセタール製品など
 製造拠点:平塚市神奈川県
 営業拠点:東京、大阪、名古屋、福岡、広島

*クオドラント イーピーピー ジャパン株式会社
 住所:東京都港区高輪2−18−10 日石高輪ビル2F
 代表者:尾石 茂也
 資本金:78百万円
 売上高:約11億円(2010年12月期)
 営業品目:超高分子量ポリエチレン製品など
 製造拠点:山武市(千葉県)
 営業拠点:東京


※「参考資料:合併前の両社の資本関係」は、添付の関連資料を参照

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