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JSP、三重県四日市の発泡ポリプロピレン成型工場を増設
発泡ポリプロピレン 成型工場増設のお知らせ
〜自動車用シートコア材で旺盛な需要環境に対応〜
株式会社JSP(本社:東京都千代田区 社長:酒井幸男)は、取締役会において、三重県四日市にある発泡ポリプロピレン(以下、「ピーブロック」という)の成型工場を増設することを決議いたしましたので、お知らせいたします。
当社の主要製品のひとつである「ピーブロック」は、緩衝性、軽量性などを評価されて自動車のバンパーコア材・内装材・リアシートコア材等に幅広く用いられており、現在、鹿沼第二工場(栃木県)及び四日市第二工場(三重県)、北九州工場(福岡県)で生産したビーズを、子会社を含む成型メーカーに供給しております。
燃費向上を目的とした自動車軽量化の流れにより、高機能発泡樹脂の自動車部品への採用が拡大しており、「ピーブロック」の需要は年々拡大してきました。現在では新たにリアシートコア材に既存素材の代替として採用することで大きく軽量化が実現しており、北米及び欧州では相当量の「ピーブロック」を生産・販売しておりましたが、日本におきましてもリアシートコア材への採用の動きが見えてきており、その旺盛な需要に対応すべく成型工場を増設することと致しました。
投資金額は約18億円で、2018年12月に増設部分の完工を予定しております。
※参考画像は添付の関連資料を参照