カーコンビニ倶楽部、ＦＣ店向けのハイブリッド車対応強化でデンソー東京やオートリードと業務提携

カーコンビニ倶楽部、ＦＣ店向けのハイブリッド車対応強化策として
デンソー東京、オートリードと業務提携
〜ＨＶ車、スキャンツールの研修、ツールの推奨品提供、ダイアグステーション活用の３本柱〜
〜「カーコンビニ倶楽部」「カーコン車検」のＦＣ店でＨＶ車の診断、修理・整備の対応を強化〜


　自動車軽鈑金、車検など自動車向けトータルアフターサービスを提供するカーコンビニ倶楽部株式会社（以下　カーコンビニ倶楽部）は、株式会社デンソー東京（以下　デンソー東京、本社：東京都渋谷区松濤２−１５−１３、社長：藤井俊彰　氏、資本金：１億７，５００万円、ＵＲＬ＝　http://www.denso-tokyo.com/index.html　）、オートリード株式会社（以下　オートリード、本社：奈良県宇陀市大宇陀区調子３２９、社長：山岡丈夫　氏、資本金：１，０００万円）の２社と業務提携し、低圧電気取扱特別教育を含むＨＶ車に対応するための技術研修、スキャンツールの推奨品販売、ＨＶ車の修理や一般的な故障修理の依頼先としてデンソーのサービスステーションであるダイアグステーションの利用を３本柱とした、ＦＣ加盟店向けＨＶ車対応強化プログラムを５月１６日から実施することになりましたので、お知らせします。デンソーグループのダイアグステーションは、当面、デンソー東京の営業エリアとなっている関東地区、山梨県、新潟県の「カーコンビニ倶楽部」、「カーコン車検」のＦＣ店を対象に実施しますが、早期に全国展開する計画です。

　本プログラムは、「カーコンビニ倶楽部」、「カーコン車検」のＦＣ店がＨＶ車の顧客に対して、フロント業務からスキャンツールを使用した故障診断や点検整備、修理まで対応できるようにすることを目的としたもので、内容は、３ステップの研修、スキャンツールの推奨品の提供（販売）、修理・整備外注先の斡旋です。研修のステップ１は低圧電気取扱特別教育（８時間／日）、ステップ２はＨＶ車の基礎知識と車検整備（初級編、１２時間／２日）、ステップ３がＨＶ各車の特徴と主要装置の分解組み立てと内部の点検（中級編、１２時間／２日）の内容となっており、研修のステップ１をデンソー東京、ステップ２、３をオートリード、スキャンツールの推奨品の提供（販売）をカーコンビニ倶楽部、さらに、ＦＣ店がＨＶ車の修理依頼を受けた時には、デンソー東京のサービスステーションである「ダイアグステーション」１１店舗（５月１１日時点）が対応し、診断作業、見積書作成、修理を行うことになっています。

　カーコンビニ倶楽部がＦＣ加盟店向けＨＶ車対応強化プログラムを具体化し、実施することになった背景には、自動車の安全性、快適性に加え、昨今では、環境保全や省資源などにこたえるため、使用される技術が高度化し、電子制御装置（ＩＣ）の搭載により自動車整備での電子制御技術への対応が増えていること、その上、将来的には、ＨＶ車や電気自動車（ＥＶ車）が高度に普及することが確実視されており、これに伴って修理や整備も従来のままでは成り立たたなくなりつつあることがあげられます。
　このような状況の中で、ＨＶ車やＥＶ車を含む自動車全般の修理、整備、車検の現場である整備工場では、ＨＶ車の修理や整備を取り込むため、労働安全衛生法で義務付けられている低圧電気取扱特別教育の修了証を取得し、スキャンツールを購入して使用法を習得、実践に臨むことが一般的な流れとなっています。これに対して、整備工場が主体の「カーコン車検」はもとより、軽鈑金主体の「カーコンビニ倶楽部」のＦＣ店でもＨＶ車の修理、整備に積極的に対応できるようにする仕組みが、本プログラムです。

　カーコンビニ倶楽部の公式ウェブサイト（ＵＲＬ＝　http://www.carcon.co.jp　）では、すでに本年３月に、ＨＶ車の板金補修、車検・整備等に対応する「カーコンビニ倶楽部」および「カーコン車検」のＦＣ店が検索できる機能を整備していますが、このたびの業務提携により全国のＦＣ店でＨＶ車への対応ができる体制を整え、増加するＨＶ車ユーザーのニーズに応えて行きたいと考えています。


以　上


＜カーコンビニ倶楽部株式会社について＞
社　名：カーコンビニ倶楽部株式会社
設　立：２００７年２月
資本金：１０百万円
代表者：代表取締役社長　林　成治
所在地：東京都中央区東日本橋２−１６−４
電　話：０３−５８２５−１７０１　
事業内容：自動車軽鈑金補修を軸に自動車向けトータルアフターサービスを提供する「カーコンビニ倶楽部」および「カーコン車検」加盟企業による全国ＦＣ事業の企画・開発・運営・経営支援。
従業員数：１１１名（２０１０年１２月現在）
ＦＣ加盟店：８６９店舗（２０１０年１２月現在）