オベルチュール・テクノロジーズ、ソフトバンクの訪日旅行者向けSIMカードに技術提供

OT、ソフトバンクの訪日旅行者向けSIMカード
「Prepaid　SIM　for　Travel」に技術提供


　組み込みセキュリティソフトウエア製品・サービスの大手グローバルプロバイダーである仏オベルチュール・テクノロジーズ（本社：フランス、CEO：ディディエ・ラムシュ／日本法人：オベルチュール・テクノロジーズ・ジャパン株式会社、本社：東京都千代田区、代表取締役：根津伸欣、以下　OT）は本日、ソフトバンク株式会社（代表取締役社長　兼　CEO：宮内　謙、以下　ソフトバンク）から発売される訪日旅行者向けSIMカード「Prepaid　SIM　for　Travel」に技術提供したことを発表しました。

　「Prepaid　SIM　for　Travel」は富士山がプリントされたものと、人気キャラクター「ハローキティ」のプリントがされたものの２種類からなり、全国のソフトバンクショップ、家電量販店、空港のソフトバンクレンタルカウンターなどで１１月中旬以降に発売します（※）。ソフトバンクはOTの提供する高性能SIMと本商品向けにカスタマイズされたOTスマートパッケージングソリューションを採用することで、ディスプレー向けのオリジナルなパッケージングに梱包し販売を行います。さらに、SIM形状はマルチサイズで展開されます。

　日本政府が『明日の日本を支える観光ビジョン構想会議』（平成２８年３月３０日）において策定した新たな観光ビジョン『明日の日本を支える観光ビジョン』で、２０２０年には４０００万人の訪日外国人旅行者増加を目標に掲げるなど、訪日旅行者へのネットワークサービスの改善は大きな課題になっています。「Prepaid　SIM　for　Travel」を使用することで、今後さらに増加が予想される訪日旅行者は、より手軽に日本各地でソフトバンクの高速なネットワークへの接続環境を享受することができるようになります。

　オベルチュール・テクノロジーズ・ジャパン株式会社、代表取締役の根津伸欣は次のようにコメントしています。「OTが手掛ける広範に及ぶSIMカードやソリューションは、市場コネクティビティやサービス要件の面でMNOが抱える課題に対応するため考案されてきました。このたび、日本を訪れる大勢の観光客に向けたソフトバンクの壮大なプロジェクトに携われたことは、OTにとって大きな喜びです。パーソナライズされたパッケージソリューションによって、ソフトバンクはブランド知名度をさらに強固なものとするでしょう。OTは、ソフトバンクにモビリティを可能にする技術を提供することを誇りに思っています」

　※発売日については決まり次第、ソフトバンクのホームページでお知らせします。

　＊イメージ画像は添付の関連資料を参照

■オベルチュール・テクノロジーズ（OT）について
　OTは、ネットワーク接続、認証、決済を保護する組み込みデジタルセキュリティの世界的リーダー企業です。
　OTは、高成長市場で戦略的地位にあります。「エンドポイント」デバイス向け組み込みセキュリティソフトウエアソリューションのほか、関連するリモート管理ソリューションを、全世界の銀行や金融機関、モバイル通信事業者、政府や政府機関、コネクテッドオブジェクト／デバイスのメーカーなど、数多くの顧客に提供しています。
　OTは、約７００人の研究開発者を含む６，５００人以上の従業員を世界各地で雇用しています。また、世界に４カ所のセキュアな地域製造拠点と３９カ所のセキュアサービスセンターを構えており、１６０カ国の顧客にサービスを提供しています。
　http://www.oberthur.com/（英語）