Article Detail
カネボウ化粧品、中国で化粧品専門店流通に参入
中国で、化粧品専門店流通に参入
新ブランド「ＡＱＵＡ ＬＵＮＡＳＨ」を導入し、中国事業戦略をさらに加速化
※商品画像は添付の関連資料を参照
カネボウ化粧品は、２０１１年９月に、中華人民共和国（中国）において、現地生産新ブランド「ＡＱＵＡ ＬＵＮＡＳＨ（アクア ルナッシュ、中文名：雅呵雅 ■希）」を発売し、化粧品専門店流通に参入します。
専門店流通は、拡大する中国化粧品市場の中でも、近年急成長を示しています。カネボウ化粧品では、これまで百貨店流通や高級薬局流通などでの展開を強化してきましたが、今般専門店流通での展開を本格化することで、カネボウ化粧品の中国市場での存在感を高めていきます。まずは７００店規模での展開からスタートし、２０１２年末には１，０００店規模での展開を目指します。
なお、「ＡＱＵＡ ＬＵＮＡＳＨ」は百貨店流通でも展開し、早期に知名度の向上を図ります。
※■印の文字の正式表記は添付の関連資料を参照
【内陸部都市で台頭する化粧品専門店】
カネボウ化粧品の中国事業の歴史は、１９８７年に中国の化粧品トップメーカーと技術協力契約を締結したのが始まりです。以降、百貨店流通での展開を基本としながら、２００５年からは、化粧品販売の新たな流通として、いち早く高級薬局流通に進出。さらに昨年は、ヘルス＆ビューティ領域でアジア最大級の小売チェーン「Ｗａｔｓｏｎｓ（ワトソンズ）」に「ＫＡＴＥ（ケイト）」を導入するなど、海外事業の最重点市場である中国での展開を強化しています。
近年中国の化粧品市場は、経済の急速な発展と併せ、世界でも類を見ないほどの急成長を遂げています。これまでは、主に沿岸部の百貨店中心に拡大してきましたが、内陸部の地方都市においても化粧品の需要が高まり、流通の広がりが進んでいます。中でも化粧品専門店は２０万店（カネボウ化粧品調べ）規模にまで成長しており、特に内陸部では化粧品販売の主要ルートの一つになっています。
カネボウ化粧品は、成都・西安といった内陸部を中心とした化粧品専門店でビジネスを展開し、２０１２年末には１，０００店規模にまで拡大、化粧品専門店流通を百貨店流通、高級薬局流通、ドラッグストア系流通に続く主要流通として育成していきます。
【中国２０代女性の肌悩みに対応】
現地生産新ブランド「ＡＱＵＡ ＬＵＮＡＳＨ」は、中国全土で高まる化粧意識の向上に対応し、入り口層である２０代女性をターゲットに、中価格帯（１００元前後中心）での展開を図ります。中国２０代女性の最大の肌悩みが「くすみ」であること（カネボウ化粧品調べ）に対応し、「くすみ」を引き起こす複合原因に着目。中心ラインとして展開する「ディープアクティブ」ラインでは、独自のアプローチ（※）により、「潤いに満ち溢れ、内側から明るく透明感のある肌」へ導きます。さらに、「ディープアクティブ」ラインよりもお求めやすい価格帯の「ディープモイスト」ラインもラインアップし、より幅広い層へ対応していきます。その他ベースメイクなども展開し、９月導入時は、全２８品目４６品種（予定、１２元〜２１０元）でスタート。化粧品専門店だけでなく百貨店でも取り扱い、ブランドの知名度を早期に高めていきます。
なお、「ＡＱＵＡ ＬＵＮＡＳＨ」は、カネボウ化粧品が出展参加を予定している、中国最大規模の美容展示会「第１６ 回中国美容博覧会（チャイナビューティエキスポ：５月１８日〜２０日開催）」でも展示。中国の業界関係者に向けてアピールし、導入前より話題喚起を図っていきます。
※アクアグルコシド、グリチルリチン、天然型ＮＡＧ、ビタミンＣ、ラミナイン、アルテアエキス、水溶性コラーゲン（全て保湿）などを配合し、独自のアプローチにより潤いを与え、肌をケアします。（グリチルリチン、ラミナイン、水溶性コラーゲンはディープアクティブにのみ配合）
◆「ＡＱＵＡ ＬＵＮＡＳＨ」概要◆
【ブランド名】
ＡＱＵＡ ＬＵＮＡＳＨ（中文名：雅呵雅 ■希）
ＬＵＮＡＳＨ：ＬＵＮＡ（月の光のように）＋ＳＨＩＮＥ（優しく輝く）をアレンジした造語
「みずみずしく潤い、月の光のように輝く美しい肌」の意
【発売月】
２０１１年９月
【ラインアップ】
２８品目４６品種（予定） ※詳細は参考資料参照
ディープアクティブライン：１０品目１４品種
ディープモイストライン：１０品目１４品種
ベースメイク：４品目１４品種
化粧雑貨：４品目４品種
【取り扱い流通】
化粧品専門店７００店、一般百貨店※３５０店（いずれも導入時）
※ＡＱＵＡ ＳＰＲＩＮＡ（アクア スプリナ）カウンターでの取り扱いとなり、インプレス／ルナソルカウンターでの取り扱いはありません
＜参考資料 ＡＱＵＡ ＬＵＮＡＳＨ 新商品ラインアップ＞
＊添付の関連資料を参照
