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日本産業機械工業会、2010年度の環境装置受注状況を発表
平成22年度 環境装置受注状況
(平成22年4月〜平成23年3月)
平成22年度の環境装置受注は、製造業、非製造業、官公需が減少したものの、外需が増加したことから、前年度比100.9%の4,541億円となり、4年ぶりに前年度を上回った。
1.需要部門別の動向
(1)製造業
鉄鋼向け排ガス処理装置、機械向け排ガス処理装置、産業廃水処理装置の減少により、前年度比97.4%の546億円となった。
(2)非製造業
電力向け産業廃水処理装置、その他非製造業向け事業系廃棄物処理装置の減少により、前年度比89.3%の342億円となった。
(3)官公需
都市ごみ処理装置の減少により、前年度比98.8%の3,377億円となった。
(4)外需
事業系廃棄物処理装置の増加により、前年度比196.1%の274億円となった。
2.装置別の動向
(1)大気汚染防止装置
排煙脱硫装置の電力、海外向けの増加により、前年度比104.8%の570億円となった。
(2)水質汚濁防止装置
し尿処理装置、汚泥処理装置の官公需向けの増加により、前年度比110.2%の2,121億円となった。
(3)ごみ処理装置
都市ごみ処理装置の官公需、海外向けの減少により、前年度比91.2%の1,830億円となった。
(4)騒音振動防止装置
騒音防止装置のその他製造業、官公需、海外向けの減少により、前年度比74.6%の19億円となった。
※以下の資料は添付の関連資料「平成22年度 環境装置受注状況」を参照
(表1)最近の環境装置の需要部門別受注状況
(グラフ1)需要部門毎の推移(年度・受注金額)
(表2)最近の環境装置の装置別受注状況
(グラフ2)装置毎の推移(年度・受注金額)
(表3)平成22年4月〜平成23年3月 環境装置の主な需要部門受注状況
(表4)平成22年4月〜平成23年3月 環境装置需要部門別受注額 累計