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ヤンマー、高密度に播種した苗を正確に植え付ける「YR−D密苗仕様」4機種を発売
稲作の省力化・低コスト化技術「密苗」に対応した 乗用田植機「YR−D密苗仕様」を追加発売
※商品画像は添付の関連資料を参照
ヤンマー株式会社(本社:大阪市、社長:山岡健人)は、新型田植機「YR−Dシリーズ」の追加仕様として、高密度に播種した苗を正確に植え付ける「YR−D密苗仕様」4機種を12月1日より販売開始します。また、田植機オプションとして、「YR−J/RJシリーズ」に対応した「密苗キット」を追加し、2017年2月より販売を開始します。
当社の「密苗」は、通常育苗箱当たり乾籾で100〜150gの播種量を250〜300gと高密度に播種し、その苗から慣行同様に3〜4本ずつかき取り移植を行うことで、苗箱数や資材費、作業時間を大幅に減らし、田植え作業の省力化とコスト削減を実現しました。
2016年春より、密苗モニター実証試験を各地の大規模農家、農業試験場を中心に342ヶ所で実施しました。実証試験では、多くのお客様から「密苗」による省力化・低コスト技術に対し、高い評価を得ております。今回、田植機「YR−Dシリーズ」に密苗仕様を追加することにより、お客様の購入コスト、組付工数の低減、スムーズな商品提供が可能になりました。また、「YR−J/RJシリーズ」に対応した「密苗キット」の追加により、4条植えから8条植えまで密苗移植に対応しました。
今後も当社は、「密苗」を本格的に普及させることで農作業にかかる負担やコストを軽減し、作業効率の改善と農家の収益アップを目指したソリューションを提案してまいります。
■密苗について
育苗箱当たりの乾籾播種量が通常100〜150gのところ、250〜300gと、高密度で播種します。その苗から慣行と同様に3〜4本ずつかき取り移植を行うことで、育苗箱、資材費、運搬・苗継ぎ時間を削減することができ、省力・低コスト化を実現します。
※参考画像は添付の関連資料を参照
■YR−D密苗仕様について
商品名:YR5D,T/6D,T/7D,T/8D,T(密苗仕様)
販売開始日:2016年12月1日予定
※特長などリリース詳細は添付の関連資料を参照