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メディネット、茨城県立こども病院の細胞加工業務を受託
茨城県立こども病院の細胞加工業務を受託
株式会社メディネット(以下「当社」)は、茨城県立こども病院と細胞加工受託に係る契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
茨城県立こども病院 小児血液腫瘍科は、現在、文部科学省の特別電源所在県科学技術振興事業補助金制度の下、「小児がんの分子メカニズム解明及び治癒率向上に関する研究事業」により、NKリンパ球輸注細胞免疫療法の開発を目指しております。
茨城県立こども病院では、本治療をさらに発展させるため、NK細胞の増幅を検討しており、当社は、その加工業務を受託することになります。
当社は、1999年から開始しております免疫細胞療法総合支援サービスの提供を通じて、細胞培養加工施設の設計・設置・運営管理をはじめ、細胞加工プロセス開発、細胞加工技術者の教育システム、信頼性保証システムなどを総合的に提供してまいりました。さらに、2014年の再生医療関連法i施行に伴い、「16万件以上の細胞加工・重大事故ゼロ」の実績を支える経験・知識をもとに、研究から細胞加工プロセス開発、特定細胞加工物や再生医療等製品/治験製品の製造から商業生産、マーケティングに至るまで、再生・細胞医療の商業化に向けたワンストップサービスを強化しております。今回、これまでの当社実績が評価され、受注に至りました。
【今後の見通し】
本件は平成29年9月期の業績に与える影響が軽微であると見込んでおりますが、適時開示の必要性が生じた場合は、その内容を速やかに開示いたします。
以上
i 2014年11月25日、再生医療を国民が迅速かつ安全に受けられるようにすることを目指して「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」および「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」が施行されました。当社では、これらを「再生医療関連法」と呼称しています。