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住友大阪セメント、栃木工場で生産のセメントの安全性が確認され出荷と生産再開

2011-05-17

弊社栃木工場:出荷と生産の再開について
(セメント工場での下水汚泥使用に関する対応について:第三報)



 平成23年5月2日および同6日に開示した当社栃木工場で受け入れた福島県県中浄化センターの下水汚泥に放射性セシウムが検出された件について、第三報をご報告申し上げます。
 このほど国から「福島県内の下水処理の副次産物の取扱いに関する当面の考え方について」が公表され、同工場で生産されたセメントの安全性が確認され、また、周辺環境の安全性も確認できましたので、出荷と生産を再開いたします。
 5月2日の同工場の出荷並びに生産の停止以降、工場周辺の皆様、お客様、お取引先等関係先の皆様には大変ご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。弊社としましては国民の安全に対して最大限の努力をすべきという判断から、公的機関の基準値等に照らし安全性を確認することを第一と考え、これまで出荷と生産を停止してまいりましたことを、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。




1.同工場生産のセメントの安全性について

 同工場で東日本大震災以降生産したセメントについて、公的機関にて測定を行いました結果、放射性物質の濃度は不検出〜454ベクレル(以下Bq)/kgの範囲となっております(添付資料参照)。これはこのほど原子力災害対策本部から公表されたセメントの安全とされるレベルをいずれも下回っております。(詳細は次ページの《参考:「福島県内の下水処理の副次産物の取扱いに関する当面の考え方について(別紙)」より要約》をご参照ください。)

《参考:「福島県内の下水処理の副次産物の取扱いに関する当面の考え方について(別紙)」より要約》
 検出されたセシウム放射能濃度が、例えばセシウム1000Bq/kgの、セメントを壁材として使用した場合の居住者(子供)の外部被ばくは360μSv/年であり、平常時に原子力施設が公衆に与える被ばく限度である1mSv/年(1000μSv/年)を下回るとしています。

(注):1)日本では自然界から浴びる放射線量の平均は1,480μSv/年とされています。
    2)「福島県内の下水処理の副次産物の取扱いに関する当面の考え方について」は
    国土交通省のホームページをご参照ください。
    (URL:http://www.mlit.go.jp/report/press/city13_hh_000125.html


 なお、同工場で生産したセメント自体の放射線量を自主測定した結果(添付資料参照)、0.00〜0.06μSv/時(0.00〜0.526mSv/年)で健康に影響を与えるレベルでなく、また震災前後で値の変化はありませんでしたことを申し添えさせていただきます。


※以下、「2.セメント出荷の再開について」など詳細は、添付の関連資料を参照

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