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CTC、企業のIoT活用のための検証施設「IoTデジタル LAB」を開設

2016-10-27

IoTの大規模な検証サービスを提供開始
ビッグデータ向け設備を機能拡充し新たに「IoTデジタル LAB」を開設


 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:菊地 哲、略称:CTC)は、企業のIoT活用のための検証施設「IoTデジタル LAB」を本日開設します。数万に及ぶセンサーを想定したデータの収集から加工・分析、分析結果の表示や利用まで、IoTについての大規模なデモンストレーションや検証が実施できる施設です。製造業や流通業を中心に「IoTデジタルLAB」での検証サービスを展開し、お客様のシステム構築を含めたIoT関連のビジネスによって今後3年間で140億円の売上を目指します。

 自動車や家電、工業機械などあらゆるものをネットワークでつなぐIoTは、データの収集による新たな知見の獲得や様々な機器の遠隔操作により、生活の利便性を向上し、少子高齢化を含めた課題解決に貢献することで、「第4次産業革命」を担う技術として注目されています。しかし、技術的な仕様についての世界的な標準がまだ定まっていないことや、日々センサーから送られる大量データを処理するために大規模なシステムが必要となることから、投資効果の算定が難しい状況です。

 IoTデジタルLABは、IoTでのデータ活用の一連の流れについて、既存システムとの連携や機械学習による分析の高度化を含めて大規模な検証を可能にする施設です。デバイスの温度管理や機器の故障予防、スマートデバイスを活用した店舗でのマーケティング、数万台のウェアラブル機器から得られるビックデータの分析など、お客様の活用シナリオをあらかじめ用意しており、準備に時間をかけることなくIoTに関連した機能や実現の可能性を確認することができます。
 今後普及が期待されるIoT分野では、日々の大量データを効率的に処理する工夫が求められています。IoTデジタルLABでは、各種センサーや既存システムからのデータ収集を行う仕組み、データの一次処理を端末側で行うエッジコンピューティング、異常値の除去やデータフォーマットの統一などのデータ加工、分析の継続的な高度化を可能にする機械学習についても最新のソリューションを用意しており、将来のシステム機能の拡充を含めて多岐にわたる検証が可能です。
 また、検証前の段階では、お客様先でのハッカソンの開催を含めて、IoTを活用した新規取り組みのアイデア創出を支援し、検証後は、検証結果に基づいてお客様の既存システムに適したIoT環境を構築します。

 CTCは、2012年にマルチベンダー環境でのシステム検証を可能にするCTCの総合検証センター「Technical Solution Center」(以下:TSC)内に、ビッグデータ検証のための施設「Big DataProcessing Lab」を開設しました。今回、各種センサーとの連携機能に加え、データ分析で手間と時間がかかる、データ形式の統一や異常値の検出などのデータ加工の機能をBig Data ProcessingLabに追加して、新たに「IoT デジタル LAB」として開設します。

 CTCは今後、「IoT デジタル LAB」を通してIoTビジネスの拡大を図るとともに、IoT関連のソリューションの拡充や9月に開設したロボット利用を研究するRoBo−LABとの連携も推進して、IoT活用によるお客様のデジタル変革を支援していきます。

<IoTシステムのイメージ図>

 *添付の関連資料を参照

 ※記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上




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