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デロイト トーマツ、スタートアップの企業情報など検索・分析できるプラットフォームを開発
世界のスタートアップとテクノロジーの情報を一元的に
検索、分析できるプラットフォーム「TechHarbor」を開発
グローバルオープンイノベーションの実現による企業のExponentialな成長を支援
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役社長 近藤 聡 以下DTC)は、グローバルオープンイノベーションのキーとなる世界のスタートアップの企業情報、テクノロジー情報を一元的に検索、分析できるプラットフォーム「TechHarbor」を開発しました。
「TechHarbor」は主要なスタートアップの情報を有する世界の主要なデータベース「crunchbase」「IVC」「Tech in Asia」と連携します。「crunchbase」(CrunchBase社)は米国を中心にグローバルのスタートアップを網羅する世界最大級のデータベースで、「IVC」(IVC Research Center社)は第2のシリコンバレーともいわれるイスラエルのスタートアップの情報に秀でたデータベースです。そして「Tech in ASIA」(Tech in ASIA社)はシンガポールを拠点にアジア全域のスタートアップ情報をカバーします。「TechHarbor」はこれら3つのデータベースが有する世界のスタートアップ企業情報を網羅します。
さらに「TechHarbor」には世界のデロイトのメンバーファームやベンチャーキャピタル、大学などから得られる情報も追加され、世界のスタートアップ企業の企業データ、資金調達状況、製品、AIやロボティクスなどのExponential Technology(指数関数的に技術進化とコスト低減が進む技術)に関連する情報を一元的に検索、分析できるようになります。
DTCの「TechHarbor」によって、世界のスタートアップが有する技術トレンド分析や市場モニタリングが可能となり、従来マンパワーで行っていた先端テクノロジーのトレンドや戦略領域のプレーヤーを把握する作業の精度を飛躍的に向上させ効率化させます。これにより、デロイト トーマツ グループのDTCとトーマツ ベンチャーサポート株式会社(TVS)が、「グローバルオープンイノベーションサービス」として提供している新規事業/技術戦略支援や現地スタートアップのスカウティングサポートを、さらに迅速に広く展開することが可能になります。
*参考資料は添付の関連資料を参照
技術開発サイクルの加速や、それに伴う新しい産業領域、及び破壊的な技術の誕生などがある中、世界のイノベーションクラスターの斬新なアイデアやビジネスモデルの活用がいよいよ企業の競争力・収益性に甚大な差をもたらし始めます。そのような中で現地の生きた技術トレンドや市場状況を活用した新規事業、サービス開発を「TechHarbor」とグローバルオープンイノベーションサービスにより実現し、企業のExponentialな成長を支援します。
【TechHarbor概要】
1.対象国・地域:米国(シリコンバレーなど)、中東(イスラエルなど)、ヨーロッパ、アジアを含む世界各国
2.保有機能
■ランドスケープ(業界俯瞰地図)
■ヒートマップ表示機能(投資領域・規模の可視化)
■ソーシャルグラフ表示機能(関連プレーヤーの相関図)
■トレンドマップ表示機能
■企業詳細情報
■企業比較チャート(散布図)など
3.提携データベース
■crunchbase(運営CrunchBase社、米国を中心に世界全体を網羅:http://www.crunchbase.com)
■IVC(運営 IVC Research Center社、イスラエル企業を網羅:http://www.ivc-online.com/)
■Tech in Asia(運営Tech in ASIA社、アジア全体を網羅:http://www.techinasia.com)
(※今後更に拡大していく予定)
4.その他
本プラットフォームは以下のグローバルオープンイノベーションサービスにおいて当社が活用するもので、プラットフォーム自体の利用サービスの提供は現時点では予定しておりません。
*リリース詳細は添付の関連資料を参照