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エネコム、米社とSIパートナーとして業務提携契約を締結しIoTアプリケーションのサービスを提供
エネコムがIoTアプリケーション「FogHorn(フォグホーン)」について
日本初のSI(※1)パートナーとしてサービス提供を開始
株式会社エネルギア・コミュニケーションズ(略称:エネコム,本社:広島市,取締役社長:熊谷 鋭(◇))は,IoT(※2)プラットフォームを提供する,FogHorn Systems社(本社:アメリカ シリコンバレー,CEO:David King)と,平成28年8月31日,日本初のSIパートナーとして業務提携契約を締結し,この度IoTアプリケーション「FogHorn(フォグホーン)」のサービス提供を開始いたしました。
◇社長名の正式表記は添付の関連資料を参照
近年,さまざまな企業において,IoTサービスの活用ニーズはより一層高まっており,従来のシステムが持っているデータに,設備や機械などの「モノ」が持つデータを,ネットワークを介して結び付けることにより,品質向上・コスト低減だけでなく,事業そのものに新しい価値を生み出す効果も期待されています。
しかしその一方で,データ集約先としてクラウドのみに依存した運用では,ネットワーク基盤やシステム基盤が高負荷になるなどの問題も発生します。「FogHorn」は,フォグコンピューティング(※3)技術でリアルタイムに現場の「見える化」を実現し,クラウドで各サーバの監視や個別のアプリケーション管理を実施することにより,多様な課題を迅速に解決することができます。
<「FogHorn」の特長>
・リアルタイムで現場の「見える化」が可能となり,設備・機械の状態把握および警告を実現
・クラウドで各現場サーバの監視を行い,個別のアプリケーション管理を容易に実施
・クラウドへデータ伝送することにより,ビッグデータの解析に活用
・さまざまなメーカーのセンサーデータの取込みが可能
本サービスは,エネコムの回線サービスやクラウドサービスと組み合わせることで,サービスの一元提供が可能となり,コスト低減を図ることができ,セキュリティ面も安心してご利用いただけます。
なお,本業務提携は,平成27年10月に広島県が実施した「広島県ビジネスネットワーキング」に参加し,平成28年2月に締結した同社との基本合意に基づくものです。
エネコムはこれからも,より一層の喜びや感動をお客さまに感じていただけるよう,EneWingsブランドをはじめとする各種サービスでお客さま事業への貢献に努めてまいります。
※1 System Integratorの略
※2 Internet of Thingsの略
※3 安定したIoTサービスを提供するために,通常クラウドに集約されるIoTサービスを,現場が必要とするリアルタイム性の高い機能は現場で行えるように分散実装するIoTモデル。