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日立金属、ネオジム磁石とフェライト磁石の革新的生産ラインを導入

2016-10-18

ネオジム磁石フェライト磁石の革新的生産ラインの導入について


 日立金属株式会社(以下、当社)は、磁性材料カンパニーにおいて、ハイブリッド自動車電気自動車の駆動モータや各種電装モータの旺盛な需要に応えるため、熊谷磁材工場にネオジム磁石フェライト磁石の革新的生産ラインを導入いたします。2018年度内の設備稼働を予定しています。

1.投資の目的
 近年、環境意識の高まりを背景として、自動車関連市場をはじめ、産業インフラ関連市場やエレクトロニクス関連市場などにおいて、モータの小型・軽量化や高効率化の要求が強くなっています。当社の磁性材料カンパニーでは、世界最高レベルの磁力を有するネオジム磁石「NEOMAX(R)」やフェライト磁石「NMF(R)」を幅広く市場に供給しており、モータの小型化などを通じて環境性能の向上に貢献しています。環境性能に対する要求は今後も益々高まっていくと予想しており、これに貢献するネオジム磁石フェライト磁石の需要が拡大すると見込んでいます。

 こうした需要の高まりに応えるため、当社は生産体制の強化を進めてまいります。熊谷磁材工場に新建屋を建設し、ネオジム磁石及びフェライト磁石の革新的生産ラインを導入いたします。新たに導入する革新的生産ラインでは、新しい生産技術やIoTの採用によって、高い生産効率を実現し、高まる市場のニーズに応えていきます。同時に、山崎地区(大阪府三島郡)にある磁性材料研究所を熊谷地区へ移転することで、工場と一体となって顧客ニーズをとらえた技術開発を加速していきます。

 これらの施策により、熊谷磁材工場をネオジム磁石事業およびフェライト磁石事業の統括機能を集約したマザー工場と位置付けます。加えて、磁性材料カンパニーの情報部品事業も熊谷工場へ集約いたします。生産拠点の集約を進めることにより、モノづくり体制を革新し、海外を含めた生産拠点へ新しい生産技術を展開するスピードを上げていくことで、事業の拡大をめざします。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

 これからも、当社は、国内外における生産拠点の強化と新製品開発に注力することで、磁性材料事業の持続的成長をめざしていきます。

2.投資の概要
 (1)導入拠点 熊谷磁材工場(埼玉県熊谷市
 (2)投資金額 約180億円
 (3)稼働時期 2018年度内

以上




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