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武蔵野銀行、埼玉県で「標準化活用支援パートナー機関」による制度活用が決定
株式会社朝日ラバーの優れた製品・技術の「標準化」をサポート!
埼玉県で初の「標準化活用支援パートナー機関」による制度活用決定
武蔵野銀行(頭取 加藤喜久雄)では、「新市場創造型標準化制度」(以下、標準化制度)を活用し、地元企業の優れた製品・技術の優位性を客観的に見える化することで、市場における信頼性向上や新たな販路拡大へと結びつけていく「標準化」取得を支援する取組みを行っております。具体的には、平成27年11月に経済産業省が創設した「標準化活用支援パートナーシップ制度」のパートナー機関として、同省及び(一財)日本規格協会と連携したセミナーを開催するなど、地元企業における標準化制度の戦略的な活用を支援しております。
今般、当行を「標準化活用支援パートナー機関」とする標準化制度活用案件の第一号が決定しましたので、お知らせします。標準化制度活用が決定したのは、地元上場企業である株式会社朝日ラバー(代表取締役社長 渡邉陽一郎、本社 埼玉県さいたま市)が開発した「LED照明器具用白色シリコーンインキに関する標準化」です。
当行では引き続き、地域のものづくり企業の優れた製品・技術に対して、標準化制度の活用を通じた付加価値の更なる向上、競争力強化に向けた支援を行ってまいります。
≪標準化制度活用案件の概要≫
・LED照明器具に用いる反射板、プリント配線板の保護膜、フレキシブルプリント配線板のカバーレイ、LEDパッケージのダム材及びアンダーフィル材等に使用する白色シリコーンインキの品質及び試験方法を標準化。
・白色シリコーンインキは、耐熱性・耐光性に優れたシリコーン素材をベース材とした製品で、LEDの高輝度化、照明器具の省エネ、長寿命化に貢献。
※参考画像は添付の関連資料を参照
・今後、(一財)日本規格協会が原案作成委員会を構成し、標準化の原案作成が行われ、日本工業標準調査会による審議を経て、国内標準(JIS)となります。
・本件に関する情報は、経済産業省ホームページ(http://www.meti.go.jp)でも、ご確認いただけます。
<新市場創造型標準化制度>
・中堅・中小企業等が開発した優れた技術や製品の性能・品質を客観的に示すことができる評価方法等を、「標準化」として支援するために経済産業省が創設した制度。
・国内標準:JIS(日本工業規格) 国際標準:ISO(国際標準化機構)IEC(国際電気標準会議)
・「標準化」取得により、技術・製品の市場での信頼性の向上と共に市場での速やかな普及が期待できる。
<標準化活用支援パートナーシップ制度>
・自治体、産業支援機関、地域金融機関、大学・公的研究機関が、経済産業省、(一財)日本規格協会と連携し、地域の中堅・中小企業等の標準化の戦略的な活用を支援する制度。