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NTTファシリティーズ、「セルモジュール型データセンター」を提供
セルモジュール型データセンターの提供開始について
株式会社NTTファシリティーズ(代表取締役社長:沖田 章喜、以下、NTTファシリティーズ)は、クラウド時代のデータセンターとして、ビジネスの成長に合わせて短期間で柔軟に構築・拡張可能な「セルモジュール型データセンター」をラインナップし、提供を開始します。
1.背景
近年、クラウドコンピューティングの進展に伴い、データセンターをユーザの要望に対応して柔軟に、かつ短期間、スモールスタートで構築したいというニーズが高まっています。このような中、データセンターファシリティをモジュール化することにより、モジュール単位での拡張が可能で、初期投資を抑えたデータセンター構築を可能とする手法として、モジュール型データセンターに注目が集まっています。また、モジュール型データセンターの一種であるコンテナ型データセンターについては、国土交通省が稼働時は無人となるコンテナ型データセンターが建築基準法上の建築物に該当しない旨の方針を示すなど、規制緩和の動きが活発化しています。
2.コンテナ型データセンターの導入
NTTファシリティーズは、大規模なデータセンターから小規模なものに至るまで、企画・設計・構築・運用管理をワンストップで提供するとともに、NTTグループにおけるボックス型の小型局舎(RT−BOX(*1)など)の構築も手がけてきました。
NTTファシリティーズは、これらの経験を通じて培った技術やノウハウをもとに、コンテナ型データセンターを開発し、日本電信電話株式会社(代表取締役社長:三浦 惺、以下、NTT)の環境エネルギー研究所が、2011年3月に厚木研究開発センタに導入しました。このコンテナ型データセンターは、ラック型空調機「FTASCL」と外気冷却により、高いエネルギー効率(PUE(*2) 1.2)を実現可能としています。
■NTT厚木研究開発センタに導入したコンテナ型データセンター
※添付の関連資料を参照
※「3.セルモジュール型データセンターの提供開始」など詳細は、添付の関連資料を参照