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第一三共、米Dana−Farberがん研究所と肺がんの非臨床試験に関する研究提携の契約を締結

2016-10-17

Dana−Farberがん研究所との肺がんに関する研究提携の合意について


 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、Dana−Farber Cancer Institute, Inc.(所在地:米国マサチューセッツ州、以下「Dana−Farber がん研究所」)と肺がんの臨床試験に関する研究提携の契約を締結しましたので、お知らせいたします。

 当社は、Dana−Farberがん研究所のPasi A. Janne教授(◇)が率いる研究チームと連携し、同研究所にて開発された独自の動物実験モデルを活用し、当社が保有する肺がん治療候補薬のトランスレーショナル非臨床薬理試験を実施します。本契約の下、当社は、Dana−Farberがん研究所が保有するトランスレーショナルメディシンに関する専門知識及び技術を活用することができます。

 ◇氏名の正式表記は添付の関連資料を参照

 今回のDana−Farberがん研究所との研究提携は、当社のがん領域の研究開発力強化につながるものと期待しています。

以上

(ご参考)

<Dana−Farber(ダナ・ファーバー)がん研究所の概要>
 ・所在地:米国マサチューセッツ州ボストン
 ・設立年:1947年
 ・概要:Dana−Farberがん研究所は、成人および小児のがん研究と治療において、世界をリードする施設の一つ。USニューズ&ワールド・レポート誌において、米国のがん治療病院で第4位にランクされている。

第一三共のがん事業について
 当社は、世界トップ水準のサイエンス(科学的知見、技術)を応用し、がん患者さんのための革新的な治療を提供していきます。
 当社は、がん領域の開発パイプラインの拡充を進めており、現在、固形がんと血液がんの両領域で20以上の新規の低分子および抗体医薬を保有しています。第3相臨床試験中の開発品目には、FLT3−ITD阻害剤キザルチニブ(目標適応:急性骨髄性白血病)、CSF−1R阻害剤ペキシダルチニブ(目標適応:腱滑膜巨細胞腫、固形がんにおける抗PD−1抗体との併用試験(第1/2相)も実施中)、MET阻害剤チバンチニブ(目標適応:肝細胞がん)等があります。




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