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東芝、会計処理問題に関する損害賠償請求訴訟が提起され訴状を受領
当社に対する損害賠償請求訴訟の提起に関するお知らせ
当社に対し会計処理問題に関する損害賠償請求訴訟(以下、本件訴訟)が提起され、昨日、訴状を受領いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
また、併せて、当社の会計処理問題に関する国内の損害賠償請求訴訟の現状について下記のとおりお知らせいたします。
記
1.本件訴訟の概要等
海外の機関投資家等計45名から、当社に対し、当社の不適切会計により損害を被ったとして、166億5060万1996円の損害賠償を請求する訴訟が東京地方裁判所に提起され、昨日当社に訴状が送達されました。
当社としては、今後、訴訟における原告の主張を踏まえて適切に対応してまいります。本件訴訟については、今後合理的に見積可能な金額を引当計上する予定です。なお、本件の影響につきましては、上期において、原告から提訴する旨の連絡を受けていたため、本年9月28日公表の当社連結業績予想に織り込み済です。
2.国内におけるその他の損害賠償訴訟について
2016年8月26日付「当社に対する損害賠償請求訴訟の提起に関するお知らせ」のとおり、当社の会計処理問題に係る損害賠償請求訴訟が、本件訴訟の他、国内で複数提起されており、各訴訟の概要は下表のとおりです。現時点では、本件訴訟の他に、2016年8月26日付でお知らせした12件を含め、当社に対して訴状が15件送達されており、その訴額の合計は約152億8000万円です。
なお、これらについては会計上必要に応じて合理的に見積り可能な金額を引当計上しております。
■本件訴訟以外の損害賠償請求訴訟の概要
※表資料は添付の関連資料を参照
(注1)2016年8月26日付「当社に対する損害賠償請求訴訟の提起に関するお知らせ」以降に訴状の送達を受けた案件
(注2)原告からの請求減縮の申立により、前回公表時から訴額が減少しています。
以上