日本信号、東京メトロの自動旅客案内装置に多言語表示を可能にした薄型情報表示システムを受注

東京メトロ半蔵門線・丸ノ内線・銀座線に
多言語表示を可能にした薄型情報表示システムを受注
〜ホームのスペースに合わせて２種類のサイズの自動旅客案内装置を設置〜


　日本信号では、東京地下鉄株式会社（以下、東京メトロ）様の日比谷線、千代田線に続き、このたび半蔵門線、丸ノ内線、銀座線の自動旅客案内装置に、薄型、省電力の情報表示システム　HALF　LCD　eco（ハーフエルシーディーエコ）及び、表示画面がHALF　LCD　ecoの半分のサイズのQUARTER　LCD（クォーターエルシーディー）の２種類のサイズの薄型情報表示システムを受注いたしました。

　今回受注した薄型情報表示システムは、日比谷線霞ケ関駅ホームにHALF　LCD　eco、日比谷線神谷町駅にQUARTER　LCDが既に設置されています。今後につきましては、東京メトロの各線、各駅のスペースに合わせ、HALF　LCD　ecoとQUARTER　LCDを選択し順次設置する予定です。
　両モデルとも、日本語、英語、中国語、韓国語と４か国語表示が可能です。
　東京メトロ様では年々増加する海外からのお客様に、よりわかりやすくご案内するため、薄型情報表示システムに液晶画面を採用し、列車の行先や発車時刻だけでなく、次の列車の現在位置や停車駅、運行情報など、より多くの情報を表示しています。
　今後も海外からのお客様だけでなく、皆様に安心して地下鉄をご利用していただくために、東京メトロ様とともに順次　HALF　LCD　eco並びにQUARTER　LCDを各線に展開していく予定です。

　薄型情報表示システムは薄型で軽量のため、構造物や支持体の負担を軽減し、安全性が向上しております。画面は小さくても情報を大きく表示することで、地下の駅構内でも視認性の良さを実現しています。またLEDバックライトを使用し、低消費電力を実現いたしました。駅構内における電力コストの削減とともに、地球環境にも配慮したエコロジーな駅作りを可能にいたします。LCDならではの表示の豊かさを活かし、在線位置表示などの運行情報はもちろんのこと、地震や落雷などの災害時に「緊急情報」を表示することや、動画の再生など様々なインフォメーションを常時提供することが可能です。

●特徴及び仕様

＜HALF　LCD　eco／QUARTER　LCDの特徴＞
■一般の方やバリアフリー対策に
　・液晶画面により発車時刻や行き先を大きく見やすい文字でフルカラー表示
　・次の列車の現在位置をリアルなイラストで表示
■海外からのお客様のおもてなしに
　・日本語、英語、中国語、韓国語の４か国語表示
　・駅ナンバリング表示を追加

　※主な仕様・参考画像は添付の関連資料を参照

以上