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JR東海、米国テキサス州での高速鉄道プロジェクト事業開発主体と技術支援契約を締結
当社子会社によるTexas Central Partners社との技術支援契約の締結について
当社子会社「High−Speed−Railway Technology Consulting Corporation」(以下「HTeC」という)が、米国テキサス州における高速鉄道プロジェクト(*1)の事業開発主体である「Texas Central Partners」(以下「TCP」という)社との間で、技術支援契約を締結しましたのでお知らせします。
現在、TCP社は同プロジェクトにおいて「N700−I Bullet」(*2)を導入・運営するにあたり、事業計画を策定し、建設費を算出したうえで投資家などから建設資金を調達する、事業開発活動を行っています。今回の契約締結を受け、HTeCを通じて速やかにTCP社が行う事業開発活動に対して技術支援業務を実施いたします。
1.HTeCによる技術支援内容
TCP社が事業開発活動において行う、設計基準・技術的仕様の策定、運営計画・保守計画の作成、駅・保守施設などの概略設計、要員訓練・教育プログラムの作成、営業前試験計画の策定などの業務に対して、当社が持つ技術的知見や助言を提供していきます。
2.契約締結日
平成28年10月12日(日本時間)
※TCP社が建設資金の調達完了時期と見込んでいる2018年3月を目途に、技術支援を実施いたします。
1 米国テキサス州における高速鉄道プロジェクト:TCP社が事業開発主体となって進めている、同州ダラス〜ヒューストン間(約385キロ)を高速鉄道で結ぶ計画
2 N700−I Bullet:N700系をベースとした東海道新幹線型高速鉄道のトータルシステム