Article Detail
オーミケンシ、ブラジルの連結子会社の事業を停止
海外連結子会社の事業停止に関するお知らせ
当社は、平成28年10月12日開催の取締役会において、以下の通り、当社の連結子会社であるOMI DO BRASIL TEXTIL S.A.(オーミ・ド・ブラジルテキスタイル、以下「ブラジル社」という)の事業停止について決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.事業停止の理由
ブラジル社(オーミ・ド・ブラジルテキスタイル)は昭和48年(1973年)6月会社設立以降、綿紡績を中心に事業を営み、ブラジル国内外の市場に対して綿糸を供給してまいりました。
近年はブラジルへの製品輸入の増加から市場の縮小、恒常的なコストアップと競争激化から収益低下が顕在化し、一昨年からのブラジル経済の停滞に伴い急激に業績が悪化いたしました。こうした中、昨年後半から生産品種の見直しと高付加価値品の販売、人員や借入金利削減によるコスト改善など施策を打ってまいりましたが、思うような改善には至っておりません。こうした状況から、今後の早期回復の見通しは立てられず、将来リスクを排除するためにも、事業停止を決定いたしました。
2.事業停止する海外連結子会社の概要
※添付の関連資料を参照
3.事業停止の日程
(1)当社取締役会決議 平成28年10月12日
(2)ブラジル社取締役会決議 平成28年10月12日
(現地時間10月11日 当社取締役決議後)
(3)ブラジル社臨時株主総会決議 平成28年10月21日(予定)
4.事業停止に伴う損失額および今後の見通し
事業停止に伴う損失額につきましては、現在精査中であります。今後必要に応じて開示いたします。
以上