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三井造船、名古屋港埠頭から名古屋港飛島ふ頭南向けコンテナクレーン1基を受注
名古屋港埠頭株式会社からコンテナクレーン1基を受注
※参考画像は添付の関連資料を参照
三井造船株式会社(社長:田中 孝雄)は、名古屋港埠頭株式会社(愛知県名古屋市、社長:生田 正治 氏)から名古屋港飛島ふ頭南向けコンテナクレーン1基を受注しました。
本クレーンは、コンテナ船の大型化に対応できるよう設計されており、主な特長として、20列大型コンテナ船に対応し、荷役効率を向上させるためコンテナを2個同時に掴むことができるツインリフトスプレッダを搭載しています。また、新たな試みとして、遠隔アクセス機能付きモニタリングシステムを採用しています。これにより、弊社拠点からクレーン上のモニタリングシステムに直接アクセスすることが可能となり故障復旧や保全作業の時間短縮に寄与します。
今後名古屋港では既設コンテナクレーンの更新計画が予定されており、上記のコンテナクレーン整備はその第一歩として、名古屋港の港勢拡大および国際競争力強化に貢献できるものと期待されています。
三井造船はコンテナリゼーションの幕開けとともに、1967年に日本で初めてのコンテナクレーンを神戸港へ納入以来、国内外に300基を超える納入実績を有しています。
また、コンテナクレーンのみならず、コンテナ荷役効率向上に欠かせないコンテナヤード用トランスファークレーンおよびコンテナターミナルマネジメントシステムも豊富な納入実績を有しており、アフターサービスを含めたコンテナターミナルのトータルシステム企業として事業展開しています。
■コンテナクレーン 諸元
・定格荷重コンテナ:61t(20ftツインリフトスプレッダ)
・重量物:75t
・全揚程64.5m(海側レール面上46.5m、レール面下18m)
・アウトリーチ56m
・レールスパン30.5m
・バックリーチ15m