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富士通など、「中国製造2025」に向け上海儀電と「スマート製造プロジェクト」で協業

2016-10-08

富士通と上海儀電、「中国製造2025」に向け、
「スマート製造プロジェクト」で協業


 富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中達也、以下 富士通)と富士通(中国)信息系統有限公司(本社:中国・上海市、CEO:梶山正樹、以下 FCH)は、中国のスマートシティソリューションを提供する国有大手企業の上海儀電(集団)有限公司(本社:中国・上海市、董事長:王強、以下INESA)と製造業における競争力強化を目指す「中国製造2025」に向け、「スマート製造プロジェクト」で協業します。

 企業のビジネスモデルや市場環境の急激な変化を受けて、中国政府は「中国製造2025」(注1)の戦略構想を打ち出し、最先端のICTと製造業を融合し、製品を大量生産する「製造大国」から、製造の品質を重視した「製造強国」に転換することを目指しています。このような中で、富士通、FCH、INESAは、3社のICTおよび製造領域における豊富な知見に基づき、共同で「スマート製造プロジェクト」を推進し、「中国製造2025」の実現に向け貢献しています。

 上海市国有資産監督管理委員会が管轄する国営大型企業グループの一員として、INESAは電子製造業界において50年以上の歴史を持ちます。近年は新しい時代の変革に順応するため、INESAは製造業とともに情報産業の発展を牽引し、スマートシティの構築に貢献することをビジネスモデルとして戦略目標に掲げ、ICTと製造業を融合させた新しい産業の創造に取り組んでいます。

 今回、富士通とFCHは、INESAのグループ会社であるINESA Display Materials Co.,Ltdのカラーフィルター製造工場で、現在の業務プロセスや課題を把握し、それらを検証することで、現状の業務に合ったスマート工場の実現に向けた計画を策定しました。既存の自動生産ラインと製造管理システムなどの情報に基づき、製品の製造工程や生産ラインの配置などの製造全体のプロセスをビッグデータやIoTなどのデジタル革新を実現するテクノロジーと結び付け、富士通のセンサーやネットワーク技術、ダッシュボードソリューション、ビッグデータ分析プラットフォームなどを活用した工場の効率性を可視化するシステムを構築し、INESAグループの製造のスマート化を進めていきます。

 本プロジェクトは2016年1月から開始しており、2018年の完成を目指しています。今回、第一段階の取り組みとして、富士通とFCHはINESAの既存情報システムの整理と改善を行い、工場のIoT化を推進し、ビッグデータ分析プラットフォームを構築しました。これにより、工場内のデータ連携や業務のリアルタイムでの可視化が可能になるなど、将来的により高いレベルでのスマート工場の実現に向けた基盤を作りました。今回のプロジェクトで実施した具体的な取り組みは以下の通りです。

 ※リリース詳細は添付の関連資料を参照

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